駅伝365:中央大狂わせた誤算「内容ない5位」は箱根駅伝への転機となるか

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全日本大学駅伝の閉会式で悔しそうな表情を見せる中央大の藤原正和監督(手前)と選手たち=三重県伊勢市で2026年11月1日、長宗拓弥撮影 同じ5位でも、その意味合いは大きく異なる。 1日の全日本大学駅伝で、中央大は10月12日の出雲全日本大学選抜駅伝に続いて5位だった。 攻めのオーダーで臨んだ出雲は「前向きな負け」だったが、ピークを合わせたものの優勝争いに絡めなかった全日本は「惨敗」だ。 大学駅伝界屈指のスピードを誇る中大は、約2カ月後の箱根駅伝で持ち前の「速さ」を「強さ」につなげられるのか。狂い始めた歯車とは…… 早々に優勝争いから脱落し、8位以内に与えられる次回大会のシード権争いに巻き込まれた。 終わってみれば、優勝した早稲田大と7分58秒の大差をつけられた。6位の駒沢大とは同タイムで、7位の大東文化大ともわずか3秒差だった。区間賞もなく、優勝候補らしい見せ場を作れないままレースを終えた。 敗戦の責任を背負ったのは、副主将の柴田大地選手(4年)だった。 昨年、区間賞を獲得した4区を今年も託された。チームは序盤で出遅れ、10位でたすきを受けることになり、流れを変える走りを求められたが、結果は区間9位。トップを独走していた早大との差を詰められなかった。 チームを救えなかった自身の走りに悔しさがこみ上げた。 「前半をしっかり抑えて入り、後半に勝負して一気に集団へ追いつく走りを思い描いていました。でも、中盤以降にペースを上げられませんでした。本来、勝負をかけるべき4区で自分の走りができなかったことが一番大きいと思っています」 柴田は今回の順位について、こう表現した。 「結果としては(出雲駅伝と)同じ5位ですが、内容がない」 その言葉の意味を探っていくと、チームの歯車はレース前の準備段階から狂い始めていたことが明らかになった。「攻めた」出雲と「勝ちにいった」全…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】全日本関東最下位の東洋巻き返しへ、酒井監督「箱根はチャンス」関連記事