カーシェアリングサービス「タイムズカー」の車両がある駐車場の看板。運営するパーク24は不正アクセスで個人情報の漏えいがあった=東京都千代田区で2026年10月3日午後2時51分、仲間礼撮影 不正アクセスがどうして増えているのかについて、Q&A形式で分かりやすくまとめました。 Q お父さんが不正アクセスのニュースを見て、名前や住所などの個人情報が漏れることを心配していたよ。 A 最近、多くの企業が情報漏えいを発表しています。不正アクセスとは本人や、本人が契約する会社に許可なく情報ネットワークのシステムやサーバーに侵入する行為です。侵入者は例えば、ホームページの内容を書き換えたり、顧客情報や機密情報を盗んだりします。Advertisement Q 国内で不正アクセスは増えているの? A 個人情報保護委員会によると、企業などから報告があった不正アクセスによる情報漏えいは9月は303件でしたが、10月は1~16日だけで830件に急増しました。漏えいした個人情報の数は4月から10月16日の期間で延べ約2億6000万人分に上ります。 Q どんな情報が漏れているの? A 氏名や電話番号、住所に加え、クレジットカード番号や運転免許証の画像が流出した恐れがあるケースも出ています。漏えいした情報は「闇サイト」で売買され、クレジットカードの番号などを盗み取ろうとする「フィッシング詐欺」や、なりすましによる銀行口座の開設などに悪用される恐れがあります。近年発達した人工知能(AI)の悪用により、システムの欠陥を見つけるスピードが劇的に上がったことが背景にあるとされています。 Q 情報漏えいを防ぐにはどうしたらいいのかな。 A 私たち個人ができることとしてはセキュリティーソフトを導入し、更新することが大切です。各サービスで使うIDやパスワードをきちんと管理し、本人であることを証明する際は2段階認証にしたほうが安心です。情報漏えいした場合は公式サイトなどで対応を確認するとともに、不審なメールや電話などに注意が必要です。【池田一生】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。