生成AIを使って、撮影した車に偽の擦り傷を付けた画像。実際に保険の申請があった事例を基に、損保会社社員が作成した=三井住友海上火災保険提供 生成AI(人工知能)を悪用して、損害保険会社に不正に保険金を請求するケースが相次いでいる。これまでの不正請求は、犯罪組織が「闇バイト」などで募って行われることが多かったとみられるが、生成AIで、損害の証拠となる画像が簡単に「偽造」できるようになった。軽い気持ちで不正請求に手を染める「カジュアル化」に損保各社が頭を悩ませている。「偽証拠」写真の申請相次ぐ 三井住友海上火災保険は8月、生成AIで偽造した「偽証拠」写真を判定するシステムを開発し、運用を始めた。 すると、火災、傷害などの保険を9月に申請した7504人のうち、同社が「AIが作成した画像」と判断したのは16人分にも上った。8月より増加傾向にあるという。 これまで同社では、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】「トランプ関税」どうなった?中間選挙で「成果」強調も実態は…関連記事