Microsoftは、2026年10月に配信したExcel向け更新プログラム「KB5002934」によって、Excelのコピー&ペースト機能が正常に動作しなくなる不具合が発生していたことを認め、修正版を提供しています。この問題が発生したのは今回が初めてではありません。Microsoftは2026年9月に公開した「KB5002914」で同様のコピー&ペースト不具合を引き起こしており、その後「KB5002665」で修正を行いました。ところが、10月の更新プログラム「KB5002934」を適用した環境で再び同じ症状が発生したことがユーザーによって報告されました。不具合に遭遇したユーザーの中から、KB5002934をアンインストールするとコピー&ペースト機能が正常に動作するとの報告も寄せられており、問題の原因がこの更新プログラムにあることが裏付けられていました。Microsoftが不具合を認め修正版を公開Microsoftはこの問題を正式に認め、修正版を公開しました。影響を受けたのは、KB5002934で配信されたExcel 2017のビルド「16.0.5574.1005」です。Microsoftは新たな更新プログラム番号を割り当てるのではなく、同じKB5002934を再リリースする形を採用しました。修正版ではビルド番号が「16.0.5574.1006」となっており、Microsoftによるとコピー&ペーストの不具合は解消済みとのことです。基本機能だけに影響は大きいコピー&ペーストはExcelだけでなく、Windows全体の作業効率を支える基本操作のひとつです。重要な機能で同じ不具合が短期間で再発したことは利用者にとって大きなストレスとなりました。Excel 2017を利用していてコピー&ペーストが正常に動作しない場合は、最新のKB5002934(ビルド16.0.5574.1006)が適用されているか確認するとよいでしょう。[via Neowin]