訓練でパソコンの一斉シャットダウンを指示=相模原市役所で2026年11月5日午前10時3分、佐藤浩撮影 相模原市は5日、「サイバー攻撃を想定したPC(パソコン)一斉シャットダウン訓練」を実施した。 市は10月、大規模サイバー攻撃を受けた際には被害拡大を抑えるため、全てのPC電源の即時強制停止を軸とした対応方針を定めた。これを受けて今回、訓練を実施した。 異常な通信の感知、侵入痕跡の発見の報告が委託する監視事業者からあったという設定で、所管するDX推進課と、別の建物にある地域保健課が参加した。Advertisement訓練でシャットダウンされたパソコン。後方では、職員が情報を集約してホワイトボードに記していく=相模原市役所で2026年11月5日午前10時13分、佐藤浩撮影 午前10時、DX推進課長が異常の報告を受けて上司に連絡。連絡がつかないため、庁内ネットワークの即時遮断と全PCの一斉シャットダウンを課長が判断し、市長に報告後に最終決定して課員に指示した。 強制停止を実行後、課のPC電源が断たれたのを確認。課員は各部局の総務担当部署に、一斉シャットダウンと部局内への伝達を連絡し、並行して館内放送も要請した。その後の経過などの情報を集約、ホワイトボードに順次、記していった。 一定時間の経過後、対処を完了し安全性を確保できたとして、上司に報告。復旧を確認して、訓練を終えた。 今回の訓練で、DX推進課と地域保健課のPC計20台のうち1台がシャットダウンしない想定外の事態を確認したが、原因も判明した。 DX推進課の小谷田誠課長は「いかに素早く対処するかが課題で、今回の訓練でも浮き彫りになった。想定外のことも見えてきた。全庁的な訓練も一つの選択肢だ」と話した。【佐藤浩】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】