「県議会の再出発に必要だった」 蔵内前議長、辞職の理由説明

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議員辞職後、初めて記者会見する福岡県議会の蔵内勇夫前議長=福岡市内で2026年11月5日午前11時5分、矢頭智剛撮影 金銭授受疑惑に揺れる福岡県議会の「ドン」とされ、疑惑の渦中にいながら8月に議員辞職した蔵内勇夫前議長(72)が5日、福岡市内のホテルで辞職後初となる記者会見を開いた。蔵内氏は辞職理由について「一連の問題で県民の信頼を損ねる事態となり、責任を感じていた。2カ月以上たった今でも、身を引くことが県議会の再出発に必要だったとの思いは今も変わらない」と述べた。 蔵内氏は金銭授受疑惑で、告発した県議らから現金提供先の一人として名指しされたが、「事実無根」として一貫して否定。8月10日に記者団から議員辞職について問われた際は「なんで、しなければいけないのだろうか」と述べるなど強気の姿勢を示していた。Advertisement だが、その後、県議会で蔵内氏に対する議長職の辞職勧告決議案が出されると、採決直前に蔵内氏の元秘書だった自民党県議団(当時)の議員から中止を求める緊急動議が出されて可決されるなどし、県議会は混乱した。 異例の「採決回避」から1週間後の8月24日、蔵内氏は突如、議員辞職すると表明。正式に議員辞職した翌25日に記者団の取材に応じた際も「後日、福岡でゆっくり報告したい」などと述べて辞職理由は語らず、2カ月以上を経てようやく会見が開かれた。【宗岡敬介、池田直】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。