無菌・無土の花の研究・開発について説明する中沢洋三・信州大医学部付属病院副院長=長野県松本市で2026年10月30日午前10時22分、有田浩子撮影 信州大医学部付属病院(長野県松本市)は、入院患者にも安心して生花を楽しんでもらおうと、「無菌花」を研究・開発している。東西病棟1階の多目的スペースに開設した病院植物園「花ラボ」では、容器の中で咲くコスモスやマリーゴールドなどのほか、開花の途上や研究段階にあるものも展示する。中沢洋三副院長は「観察して変化を楽しんでほしいし、安らぎや癒やしにつながっていくことを願っている」と期待している。 生花や土には細菌やカビが付着するため、免疫力の低下している患者は感染症を引き起こす可能性がある。そのため、がん治療や移植医療など高度医療を行う同病院では、お見舞い用の生花や鉢植えの持ち込みを禁止している。医学生、中学生らと研究進む 中沢副院長は2006年、骨髄移植を受けた子どもからアサガオの種をプレゼントされたのをきっかけに、土を使わない「無菌アサガオ」を栽培。医学研究用の無菌培養技術を用いて、紫色のアサガオを開花させた。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事