中京(岐阜)との準々決勝で勝利し、ベンチから飛び出し躍り上がって喜ぶ近大高専の選手たち=津球場公園内野球場で2026年10月18日午後3時15分、山口敬人撮影 高等専門学校として初の甲子園出場を目指す近大高専(三重)が快進撃を続けている。今夏の三重大会では初の決勝進出を果たし、秋季東海大会でも4強入りした。一般の高校と異なるカリキュラムながら、創意工夫した練習でチーム力を磨いている。過去にはプロ野球選手も輩出 三重3位校としての出場ながら、接戦を勝ち上がった。1回戦で享栄(愛知2位)に6―4で競り勝つと、準々決勝では中京(岐阜1位)に4―3で逆転勝ちした。 常葉大菊川(静岡2位)との準決勝は7―10で敗れたが、12安打を放って食らいついた。 「新チームで約3カ月公式戦をしていく中で、一人一人が本当に成長している姿が……。うちはすごい選手がいるわけではなく、出ていない選手も含めてチームでまとまって、自分の役割をしっかりと全うするという方針の中でやっています」。試合後、伊藤康弘監督は涙で声を詰まらせながらチームの成長をかみしめた。 高専は、5年制で技術者を育成する。全国に58校あり、そのうち私立は近大高専を含めて4校のみ。高校野球には3年生まで参加できるが、過去に甲子園に出場した学校はない。 近大高専は1962年創立で、2011年に三重県熊野市から名張市に校舎が移転した。 野球部は63年創部で、プロ野球選手も輩出している。09年のドラフト会議では…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】ポニーリーグ 那須専務理事 7回制「育成の青写真見えない」関連記事