映画「殯の森」の上映会でトークショーに登壇した河瀬直美監督=奈良市立田原小中で2026年11月3日午後4時38分、田辺泰裕撮影写真一覧 奈良市出身の映画監督・河瀬直美さんの映画「殯(もがり)の森」の上映会が3日、奈良市立田原小中学校であった。ロケ地の田原地区で上映されるのは19年ぶり。住民や当時のスタッフら約350人が集まり、河瀬監督によるトークショーも開かれた。 映画は山間部の老人ホームで暮らす男性と息子を亡くした女性介護士の交流を描いた。2007年に公開され、同年のカンヌ国際映画祭で最高賞に次ぐ「グランプリ」を獲得した。06年のロケでは、住民が撮影場所を手配したり、エキストラ出演したりしていた。Advertisement ロケを支援するために住民でつくった「田原フィルムコミッション」が撮影から20年となるのに合わせて上映会を企画した。河瀬監督の映像制作会社が協力し、35ミリフィルムで上映された。映画「殯の森」の上映会でトークショーに登壇した河瀬直美監督(右)=奈良市立田原小中で2026年11月3日午後4時36分、田辺泰裕撮影写真一覧 上映後のトークショーで河瀬監督は「田原地区の人たちがいなければ、この映画は生まれなかった。20年たってもフィルムで上映してくれて、最高でした」と話した。【田辺泰裕】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。