食の宮都を召し上がれ 古代米など飛鳥時代の料理を堪能 奈良

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各地の特産品を手に記念撮影する4市町村の代表者ら=奈良市上三条町で、田辺泰裕撮影 奈良県内4市町村の特産品を使った料理を楽しめるイベントが、奈良市上三条町の「カフェ エトランジェ・ナラッド」で開かれている。古代米や大和野菜などの特産品同士を掛け合わせたオリジナルメニューが並び、景品が当たるスタンプラリーもある。30日まで。【田辺泰裕】 主催は奈良市▽田原本町▽吉野町▽明日香村――の4市町村。新型コロナウイルスの感染が拡大していた2020年に飲食業や観光業を支援しようと始まり、5回目を迎えた。Advertisement世界遺産登録を受けたメニュー 今回は7月に「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産に登録されたことを受け、飛鳥時代に使われていたと想像される食材を使ってメニューを作った。 「古代米とほうれん草のリゾット」(1800円)は、明日香村で作られてきた赤米や黒米といった古代米と田原本町産のうるち米を混ぜた。古代米の堅い歯ごたえとうるち米の柔らかさを同時に感じられ、町産のほうれん草の香りも立っている。4市町村の特産品を使って作られた料理=奈良市上三条町で、田辺泰裕撮影 唯一、現代的な食材のみを使ったのは「明日香レモンカスタードシュークリーム」(1000円)。明日香村産のレモンをカスタードクリームにして、黒いシューで挟んだ。メニュー開発を担当した「ナラッド」の本願雄士シェフは「幼いころに遠足で石舞台古墳(明日香村)を訪れた思い出がある。古墳みたいな見た目のお菓子を作りたかった」と語る。 他にも、県から「大和野菜」に認定されている「軟白ずいき」のマリネ(1200円)や、明日香村の柿のピザ(1800円)など、計5品が提供される。 試食会が10月27日にあり、奈良市の仲川げん市長は「県内は観光客の滞在時間が短いことが課題。奈良の食を知ってもらえば、足を止めて『また来よう』と思ってもらえるはず」。吉野町の中井章太町長は「生産者から『吉野の食材を提供できる場が少ない』と聞くことがある。他自治体とのつながりを通して、まずは魅力を知ってもらいたい」と話した。明日香では別献立 明日香村島庄の「ブランシエラ 石舞台テラス」では別メニューを提供している。スタンプラリーは2会場を回った人が対象で、県産大和茶を使ったお茶漬けセットなどが抽選で4人に当たる。詳細や応募方法は公式サイト=QRコード=から。奈良市観光戦略課(0742・34・4739)。Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事