読む政治:繰り返される旧民主党の再結集論 混乱拍車なら「いいカモに」

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3党合流が見送りとなり、報道陣の取材に応じる中道改革連合の小川淳也代表(左)。右は立憲民主党の水岡俊一代表=国会内で2026年8月31日午後5時57分、平田明浩撮影 衆院議員の定数削減や消費減税などを巡る与野党の論戦の陰で「野党内政局」の火種がくすぶっている。8月末に中道改革連合、立憲民主党、公明党の3党合流の試みが失敗に終わったばかりだが、今度は一部の旧民主党出身者から、旧民主勢力の再結集を求める声が浮上し、「年末は政局の季節だ」と年内結論に向けて息巻く。これまでも浮かんでは消えていった旧民主の再結集論は実現するのか。落選者ら「新しい政党」求め 10月29日午後、衆院議員会館地下にある一室に、かつて見かけた顔ぶれが集まった。今年2月の衆院選に中道から出馬し落選した議員による意見交換会。3回目の今回は45人が出席し、民主改革の会の小川淳也代表と階猛幹事長、立憲の田名部匡代幹事長と森本真治選対委員長の各党幹部が入れ替わりで参加して落選者らと質疑を交わした。中道は清算処理に当たる衆院議員1人を残し、ほとんどの現職は公明に復帰するか民主改革に移るなどした。一方、落選者は中道に所属したままで、当面の活動や次期衆院選に向けて不安定な状況にある。 世話人代表として冒頭あいさつに立った今井雅人氏は「民主改革の会という新しい政党が衆院にできたが、これが最終形だとは考えていない。これから本格的な『新しい政党の形』ができてくる」と話した。 中道解体後、旧民主出身の野党幹部は「新しい政党の形」を巡る発言を繰り返してきた。 立憲の水岡俊一代表は9月の記者会見で「衆議院(議員)のいない参議院だけの党である限り、国会運営の場面でのパンチ力はない。両方が存在する党を目指していくのが私たちが目指していくべき方向だ」と述べ、民主改革との合流への意欲を示した。民主改革の小川氏も10月9日、「旧民主の再結集を政治日程のテーブルに載せていく」と話し、国民民主党や立憲など旧民主の流れをくむ政党や議員らが再び連携すべきだとの認識を示した。 ところが、落選者との意見交換会で、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】他律的改憲は悪手、「自己愛」危ぶむ まず米国から真の独立を関連記事