支持者と対話する米首都ワシントン市長選の民主党候補、ジェニース・ルイス・ジョージ氏(右)=ワシントンで2026年9月24日午後6時39分、平野光芳撮影 3日の米中間選挙に合わせて実施された首都ワシントン市長選で、民主党のジェニース・ルイス・ジョージ市議(38)が当選した。急進左派政治団体「米国民主社会主義者(DSA)」のメンバーで、移民取り締まりや開発計画を巡ってトランプ大統領と激しく対立する可能性が出ている。 ワシントンは、トランプ政権が2025年1月以降に進めた連邦政府職員の大幅削減の影響で、雇用や景気が悪化している。ルイス・ジョージ氏は選挙戦で「人民ファースト」を掲げ、政権に毅然(きぜん)と対処する姿勢を示した。子育てや教育、住宅、治安などの問題で人々に寄り添うと強調し、労働組合やDSAを動員して幅広い支持を集めた。6月の予備選では、民主党主流の中道系候補らを破って党公認の座を得ていた。Advertisement ワシントンは連邦特別区で通常の州よりも自治権が制限され、予算も連邦議会に監督権がある。トランプ氏は6月、自身のソーシャルメディアに「ワシントンを共産主義信奉者によって破壊させない」などと投稿し、ルイス・ジョージ氏をけん制している。 DSAのメンバーでは、ニューヨーク市のマムダニ市長が有名だ。マムダニ氏はトランプ政権を厳しく批判する一方、ホワイトハウスを訪れてトランプ氏と直接会談して地域の課題などを話し合うなど、一定の関係を築いている。【ワシントン平野光芳】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】