Windows 11 26H2、高負荷時のRAM消費を大幅削減していた。実機検証でも確認される

Wait 5 sec.

Windows 11 26H2では、メモリ効率の改善が進められています。icrosoftは特に8GB RAM搭載PCでの最適化を強調していましたが、今回、海外メディアWindows Centralによる実機比較テストによって、その効果が具体的な数値として確認されました。比較テストは、8GBのLPDDR5xメモリを搭載したAcer Swift Air 14を使用して行われました。はじめにWindows 11 25H2ビルドを導入し、その後同じ環境をWindows 11 26H2へアップグレードして比較を行います。ストレージやドライバー構成もできる限り同条件に揃えられています。アイドル時だけで1.2GBの差まずは起動直後のメモリ使用量を比較したところ、Windows 11 25H2は約5.3GBを消費し、利用可能な空きメモリは2.3GBでした。一方、Windows 11 26H2は約4.1GBの使用に留まり、空きメモリは3.5GBを確保。結果として、同じ8GB環境で約1.2GBもの余裕が生まれています。続いて、Edgeでタブを10個開き、Word、Slack、Spotifyを同時利用する一般的な作業環境でも比較が行われました。Windows 11 25H2ではおよそ7GBを消費し、残りメモリは約563MBでした。これに対し、26H2は約6.6GBの消費に抑えられ、約1GBの空きメモリを維持しています。数値差は起動直後ほど大きくありませんが、余裕の少ない8GB環境にとっては体感速度にも影響しそうです。高負荷環境で差がさらに拡大最も興味深いのは、高負荷テストでの結果です。Edgeのタブ20個に加え、Word、Excel、Spotify、Slack、Microsoft Store、フォト、エクスプローラー、GIMPまで同時起動した状態で検証したところ、25H2は7.3GBの物理メモリを消費し、空き容量はわずか352MBでした。対する26H2は6.8GBで、約764MBの空きを残しています。さらにメモリコミット量を見ると、25H2は約15.2GBに達していたのに対し、26H2は約10.4GBに留まりました。古いバージョンが頻繁に仮想メモリへ依存していたことを示しており、26H2ではその負荷が大幅に軽減されたことがわかります。メモリ不足になると、Windowsはストレージ上のページファイルを活用して不足分を補います。しかし、これはRAMよりもはるかに低速で、特にHDD搭載PCでは、ページングが頻発すると動作の引っ掛かりやアプリ切り替え時の遅延が目立つようになります。今回の検証では、26H2でもページファイル利用は発生したものの、25H2と比べてディスクアクセスの急増がかなり抑えられていたと報告されており、SSDだけでなくHDD環境にも恩恵があることになります。まとめ今回の比較結果を見る限り、Windows 11 26H2のメモリ最適化は単なる宣伝文句ではなく、実際の数値にも表れていることがわかります。特に8GB RAM搭載PCでは、起動直後から高負荷時まで一貫して空きメモリが増加しており、マルチタスク性能の向上が期待できそうです。最新のハイエンドPCでは体感差が小さいかもしれませんが、メモリ容量に余裕のないノートPCやエントリーモデルでは、26H2へのアップデートが予想以上に大きなメリットをもたらす可能性があります