2026年11月5日 10時05分有料記事光墨祥吾母親は「どの色がいい?」と問いかけて、娘が気に入った色の学童用チャイルドシート(ジュニアシート)を購入した==2026年4月11日午後2時0分、東京都渋谷区、永野真奈撮影 自動車乗車中、6歳未満の幼児への使用が運転者に義務づけられているチャイルドシート(ジュニアシートを含む)について、警察庁は5日、対象とする子どもの範囲の見直しを議論する有識者検討会の設置を決めた。 体格などによりシートベルトが適切に装着できない子どもがいることを踏まえ、6歳以上でもチャイルドシートを義務化の対象とするなど、制度の見直しの必要性を検討する。 有識者検討会は11日に初会合を開いて、3回程度議論を重ね、早ければ年内に報告書を取りまとめる。警察庁は報告を受けて道路交通法の改正など必要な検討を進めるとしている。 検討会では小児医学が専門の医師や、自動車工学の専門家らが委員になる。 道交法では、チャイルドシートの使用義務の対象は6歳未満の幼児としている。6歳以上13歳未満の児童は、原則シートベルトの装着義務の対象になっている。JAFの推奨身長は「150センチ未満」 ただ、6歳以上でも体格が小さい児童などは適切な位置でシートベルトを装着できず、事故の衝撃で腹部や首を圧迫し、外傷を負うなどの危険性があるとされる。 福岡市早良区で2024年8月に軽乗用車と路線バスが衝突した事故では、軽乗用車に乗る当時7歳と5歳の女児が死亡した。2人はシートベルトは着けていたが、ジュニアシートはなく、この事故をめぐる裁判で、ジュニアシートを適切に使用していれば、内臓の損傷に至らなかった可能性があるとの指摘が出た。 警察庁によると、昨年の人口10万人あたりの自動車乗車中の交通事故による死傷者数は、幼児が59.8人、児童が60.7人であるのに対し、幼児と児童以外は34.1人だった。自動車乗車中の事故では、幼児と児童はより死傷しやすかった。 日本自動車連盟(JAF)は24年9月から、チャイルドシートの推奨身長を「140センチ未満」から「150センチ未満」に引き上げ、警察庁もウェブサイトで、6歳以上でも必要に応じてチャイルドシートを使用することを呼びかけている。■チャイルドシートなし、致死…【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人光墨祥吾東京社会部|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件事故、平和関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月5日 (木)米中間選挙、共和党が大敗日経平均、一時3千円超の下落サイバー攻撃の対策を後押し11月4日 (水)冷蔵庫にサイバー攻撃相次ぐエンゲル係数 44年ぶり高水準不登校が急増 コロナ禍影響か11月3日 (火)GMO代表、不正アクセスを謝罪「憲法9条の碑」全国で急増冥王星の先に新たな準惑星か11月2日 (月)防災庁、きょう誕生スズキがホンダ・日産抜く眼科で視力検査 経験なし多数トップニューストップページへトランプ氏、大敗翌日も大広間自賛 戦争の代償問うバンス氏と温度差7:38「アメリカ、お帰りなさい」デーブ・スペクターさんが見た民主党勝利10:00「うっかり失言とはみない」 王毅氏が示す不信感と求めた「訂正」9:00【まとめてわかる】「書道」の登録を勧告 「無形文化遺産」とは1:36航空再編を左右する「ドル箱」発着枠の行方 カギ握る「市場の番人」9:00特殊詐欺の不正口座、警察が金融機関に共有 振り込んだ人に接触も10:00