スマートフォンのライトやペンライトを振りながら見守る観客に、バーナーの一斉点火で応えるバルーンフェスタ出場者ら=佐賀市で2026年11月3日午後6時42分、成松秋穂撮影写真一覧 楽曲に合わせて瞬く熱気球の炎に、歓声が重なった。佐賀市で3日まで開かれた「2026佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」で2、3の両日、人気アニメ「ゾンビランドサガ」とコラボした夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」があった。県内外から訪れたファンらは、家族連れなどと肩を並べながら特別な2夜を楽しんだ。 会場には、キャラクターグッズやペンライトを手にしたファンたちの姿も目立った。作中の楽曲、またたく宇宙(ソラ)に憧れて▽徒花ネクロマンシー▽佐賀事変▽今日が歴史に残るなら――の4曲に合わせ、各日約60機の熱気球のバーナーが音を立てて炎を噴き上げた。Advertisement 2日は水野愛役の種田梨沙さん、ゆうぎり役の衣川里佳さん、3日は二階堂サキ役の田野アサミさん、星川リリィ役の田中美海さんがMCとして参加し、会場を盛り上げた。司会者と共に一斉点火の合図「バーナーズオン!」を繰り返した他、終盤には2025年10月に公開された劇場版のセリフ「オペレーション・フランシュシュ、開始!」で花火打ち上げの合図を送った。放送席でポーズを取る二階堂サキ役の田野アサミさん(右)と星川リリィ役の田中美海さん=佐賀市で2026年11月3日午後6時22分、成松秋穂撮影写真一覧 田中さんは「同じ景色を佐賀で見られて幸せ」と話し、田野さんと声をそろえ「また佐賀でお会いしましょう」と呼び掛け。風にあおられながらもバルーンを係留して来場者を楽しませる出場者を前に、田野さんは「皆さんの愛があふれていて、圧巻」と語った。 コラボは佐賀市が7月に劇場版の製作委員会と結んだ連携協定に基づいて実現した。嘉瀬川河川敷は、劇場版に登場する舞台の一つで、夜間のバルーンと花火が重要な要素として登場する。「聖地」で実施された今回のコラボはファンの関心も高く、福岡県大野城市から訪れたファンの男性(38)は「映画の中にいるようだった。一生の思い出になった」と目を輝かせた。 佐賀バルーンフェスタ組織委員会は3日、期間中5日間の来場者を計85万2000人と発表した。【成松秋穂】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。