仙台地方検察庁=藤田花撮影 宮城県名取市発注の工事を巡り、設計価格を入札前に業者側に漏らしたとして、仙台地検は4日、市都市計画課技術主査、佐藤源亮(もとあき)容疑者(32)を官製談合防止法違反などで起訴した。土木建設会社「グリーン企画建設」役員、加藤均(63)と同社社員、斎藤忍(49)の両容疑者も公契約関係競売等妨害罪で起訴した。地検は3被告の認否を明らかにしていない。 起訴状によると、佐藤被告は、市が2024年11月に実施した調整池築造工事の総合評価競争入札方式による制限付き一般競争入札で、同年9月下旬ごろから入札前までに、電話や対面で非公開の設計価格が税込み1億3173万2700円であることを斎藤被告に教示。グリーン企画建設に落札させ、公正な入札を妨害したとされる。Advertisement 佐藤被告の起訴を受け、山田司郎市長は「市政に重大な不信感を招く事態となり、深くおわびする。コンプライアンスの徹底とガバナンスの再構築を図り、市政の信頼回復に全力を尽くす」とコメントした。【岩田優希】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。