阪神が2027年春に導入する新型車両「3000系」の3両目。有料座席指定サービス「らくやんシート」の提供時はクロスシートとなる=兵庫県尼崎市で2026年11月5日午前11時28分、国本ようこ撮影写真一覧 阪神電鉄は5日、2027年春に阪神本線や山陽電鉄本線で導入する新型急行車両「3000系」(6両編成)を報道関係者に公開した。同社では初の有料座席指定サービスも開始する。 車体の色は、長年愛されてきた急行車両「赤胴車」を由来とする朱色を採用した。大阪方面から3両目には、乗客が窓に背を向けて座る「ロングシート」と、進行方向に向かって座る「クロスシート」を混雑状況に合わせて変更できる座席を導入。有料座席指定サービス「らくやんシート」(300円)ではクロスシートとなり、大阪梅田―山陽姫路間を走る一部の特急で、通勤時間帯の運行を想定している。Advertisement 車内のデザインは開放感をコンセプトに、従来の車両よりも客室の幅を74ミリ拡大し、中づり広告も廃止。出入り口の脇にはベビーカーやスーツケースを置けるスペース「いこいこーな」も設けた。阪神電鉄の新型車両「3000系」の運転席。ブレーキ、アクセルの操作が一体となった「ワンハンドルタイプ」を導入した=兵庫県尼崎市で2026年11月5日午後0時40分、国本ようこ撮影写真一覧 同社の新型急行用車両導入は20年ぶり。設計を担当した車両部の仲谷篤課長は「電車内を快適な環境にしようと努めた」と話した。【国本ようこ】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。