2026年9月4日 15時06分黒田早織東京地裁と東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区 元交際相手の女性を殺害したとして、殺人とストーカー規制法違反の罪に問われた韓国籍のパク・ヨンジュン被告(31)に対し、東京地裁(大川隆男裁判長)は4日、求刑通り拘禁刑20年の判決を言い渡した。 起訴内容は2025年9月1日午後1時半ごろ、東京都世田谷区で韓国籍のバン・ジウォンさん(当時40)の首を刃物で切りつけ、殺害したというもの。 このほか8月29日~9月1日にバンさんに対し、自宅マンションに計13回押しかけた▽携帯電話に計10回、メッセージの送信や電話をした▽世田谷区の仕事場で待ち伏せした、などのストーカー行為をしたとされる。被告「意図的に刺したわけではない」 被告は公判で、ストーカー行為は認めたが、殺人罪については「意図的に刺したわけではない」として殺意を否認していた。 検察側などによると、2人は25年4月ごろから交際を開始。被告は韓国、女性は日本で暮らす遠距離交際だった。 被告が8月23日に来日した後、別れ話からトラブルになり、女性は29日に警視庁に相談。警視庁は被告を呼び出して注意すると、被告が「大阪に行く」と話したため、東京駅に送り届けた。 だが、被告は大阪に行かず、再び女性のマンションを訪れた。警視庁は被告を帰国させるために成田空港まで送り、保安検査場を通過するのを確認したが、被告は引き返していた。2日後、被告は女性を殺害したという。 検察側は、女性の首の刺し傷について「ナイフは深くまっすぐ刺さっており、意図的に刺さなければできない傷だ」と主張。被告は別れ話を受け入れず、ストーカー行為をした末に殺害に至ったとして「酌量の余地はない」と主張した。 一方、弁護側は、目撃した通行人の「女性は両手で抵抗していた」との証言から、2人がもみあいになった末、意図せずナイフが刺さってしまった可能性が否定できないなどと主張していた。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人黒田早織東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日外国人、ジェンダー、精神医療・ケアこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月4日 (金)最低賃金、平均1177円世界遺産めざし彦根城推薦へ「まんじゅうや」投票は無効9月3日 (木)ネパール土石流から1週間四国の「水がめ」ゼロの危機「聖闘士星矢」作者が横領被害9月2日 (水)長期金利 一時3.000%備蓄米21万トン買い戻しへ秋山豊寛さん死去 84歳9月1日 (火)中道改革連合 事実上の解体へ核のごみ調査 国が申し入れ歌舞伎町ビル火災 25年トップニューストップページへネパール土石流、埋まった発電所で生存者2人救出 発生から9日ぶり15:25イオンでガス漏れ 「ボンベから噴出」、客や従業員避難 千葉・市原15:10三省堂書店池袋本店が閉店へ リブロ池袋本店の跡地にオープン14:10総務相「反省すべき点がないか精査する」 情報開示遅らせるチャット13:40「千奈のことを毎日考える」 園バス3歳放置死から4年、父が胸中14:05「Tシャツが乾くまで」が問う 夫婦でも友人でもない名前のない関係7:00