「新集落」は村を救うか 豪雨15年、消滅危機と災害リスクに挑む

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毎日新聞 2026/9/3 19:07(最終更新 9/3 19:07) 有料記事 2528文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷高森集落で10日に1度の移動販売で買い物する住民ら=奈良県十津川村で2026年8月28日午後2時13分、山口起儀撮影 2011年9月に上陸した台風12号は紀伊半島の山間部に豪雨をもたらした。山から崩れた土砂や、川からあふれた濁流は住宅をのみ込み、和歌山、奈良、三重の3県で死者・行方不明者は88人に上った。15年を経た被災地では、集落の再生が進む一方、過疎化に拍車がかかり消滅の危機が迫る地域も出ている。安全な場所に「新しい集落」 「今日は刺し身を持ってきたよ」「このパンおいしそうやね」 奈良県十津川村猿飼(さるかい)地区にある高森集落。8月下旬の昼過ぎ、高齢の男女5人が白い小型トラックの前で談笑していた。この日は約2キロ離れた地元スーパーの移動販売の日。移動手段が限られる高齢者にとって、10日に1度の貴重な買い物と憩いの機会だ。 集落は木々に囲まれた小高い丘にあり、15年前に多くの命を奪った熊野川を見下ろす。村が豪雨災害の教訓から比較的安全な場所に整備を進めた「新しい集落」の一つで、他に2カ所ある。 村は「日本一広い村」として知られる。東京23区より広い672平方キロの96%を森林が占め、険しい山と谷の中に集落が点在する。村内では豪雨により6人が死亡、6人が行方不明となった。過去にも1889(明治22)年の十津川大水害で168人が亡くなり、1959年の伊勢湾台風でも被災した。こうした災害リスクを減らすため、村は集落の拠点化を進めている。 高森集落では17年に5棟の平屋建てからなる高齢者向け住宅「高森のいえ」が完成した。豪雨被害が大きかったり、利便性が悪かったりする地域から70~90代の8世帯が移住。避難拠点になる集会所や、子育て世帯向けの村営住宅も併設し、入居者用の農園もある。中央の広場では住民が毎朝8時40分にラジオ体操をする。 5年前から暮らす80代の女性は「15年前の豪雨では自宅近くで土砂崩れがあり、その後も大雨の度に怖い思いをした。今は…この記事は有料記事です。残り1751文字(全文2528文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>