2026年9月3日 10時07分有料記事光墨祥吾 編集委員・吉田伸八 一定の違反歴がある75歳以上を対象に運転免許更新時に行っている運転技能検査(実車試験)の見直しを議論する警察庁の有識者検討会が3日、報告書をまとめた。複数の運転操作が必要な「方向変換」の課題の追加などが示された。実車試験に合格したドライバーによる事故が多いことを踏まえたという。 警察庁は道路交通法施行規則の改正などをして来年度からの改善を目指す。 実車試験は2022年に導入され、運転免許を更新する75歳以上のうち過去3年間に特定の違反をした人に義務付けられる。一時停止や信号通過など五つの課題があり、検査員が100点から減点方式で採点。70点以上で1種免許の合格になる。運転技能検査の様子=2022年6月17日午前9時42分、高松市郷東町、堅島敢太郎撮影試験合格者、事故件数2.8倍 しかし警察庁が、試験の合格者と、試験の対象外で高齢者講習の受講者(75歳以上)のその後の事故件数(10万人あたり)を追跡調査すると、試験の合格者の事故が対象外の高齢者の2.8倍だったことが判明。違反は1.9倍だった。 実車試験が十分に機能しておらず、試験の見直しが必要だとして警察庁は有識者検討会を7~8月に計3回開いて議論してきた。 検討会の報告書では、高齢者の事故はアクセルとブレーキの踏み間違いが目立つとして、ペダルやハンドル操作、後方・周囲への複数の注意が同時に求められる課題が必要と判断。車庫入れのように、限られたスペースに一方向からバックで入れ、逆方向に前進する方向変換の追加を決めた。この際、接触や脱輪をすると20点の減点にする。■合格率93.9%→81.6…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人吉田伸八編集委員|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件、犯罪こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月3日 (木)ネパール土石流から1週間四国の「水がめ」ゼロの危機「聖闘士星矢」作者が横領被害9月2日 (水)長期金利 一時3.000%備蓄米21万トン買い戻しへ秋山豊寛さん死去 84歳9月1日 (火)中道改革連合 事実上の解体へ核のごみ調査 国が申し入れ歌舞伎町ビル火災 25年8月31日 (月)情報開示わざと遅らせる投稿生活道路 60→30キロ規制に「ワーホリ」ビザ発給抑制へトップニューストップページへ高齢者の運転技能検査「方向変換」の課題追加へ 合格者でも事故多く10:07「もし間違いでも…」生徒900人避難を即決した校長 校舎は濁流に4:00「まんじゅうや」の投票は無効 東京高裁、現職市長の当選認めず10:12青森市と五所川原市に「緊急安全確保」 豪雨で河川氾濫、冠水相次ぐ8:44支持率上向いた直後に「土産」で失速、低空飛行に 動き始めた高市氏6:00ベネチア映画祭が開幕、注目の日本作品は 見どころと歴史を解説7:00