毎日新聞 2026/9/4 06:30(最終更新 9/4 06:30) 有料記事 1763文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷自身の畑で実ったブドウを手にする高垣敬さん=和歌山県田辺市熊野で2026年8月4日午前11時24分、大澤孝二撮影 和歌山県田辺市の元会社員、高垣敬(たかし)さん(65)が2011年9月の紀伊半島豪雨で大きな被害を受けた田辺市熊野(いや)地区などでワイン造りに挑戦している。畑で栽培したブドウで試作を重ね、醸造所の開設に向けた準備も進める。 15年前の豪雨で親友が行方不明になった。「いつか協力して仕事を」と語り合った友に、地元でできたワインをささげたいと願う。ワイン造りに励む理由 8月上旬、熊野地区にある高垣さんの畑では、ずらりと並んだブドウの木が実をつけていた。 「動物による食害を防ぐために一つ一つの房に袋がけをしている。アルバイトを頼んでも追いつかない」と苦笑いを浮かべる。 高垣さんの畑は熊野地区を中心に市内4カ所にあり、計約2400本のブドウの木が植わる。品種はワインに用いられるピノ・ノワールやシャルドネなど。 地区にある知り合いの敷地と建物を使わせてもらい、自前の醸造所も開設する予定で、3月には海外から必要な機器を取り寄せた。酒造に関する許可を税務署などに申請中だ。 将来はワインを生かした農家カフェなどを開く構想もある。 ワイン造りに励む理由は、ワインが好きだということだけではない。 小・中学校の同級生で、紀伊半島豪雨で行方不明となった榎本三喜夫さん(当時50歳)の存在がある。古里を襲った土石流 紀伊半島は11年9月、台風12号による豪雨災害に見舞われ、和歌山、奈良、三重の3県で88人の死者・行方不明者が出た。榎本さんが暮らしていた熊野地区では山が深層崩壊し、土石流が襲った。 高垣さんは当時、茨城県に住んでいた。親戚から「熊野で土石流があった」と一報があった。 榎本さんの無事を祈ったが、榎本さん宅は流され、榎本さんは行方不明に、母の艶子さん(当時71歳)と祖母の岡本浜恵さん(当時90歳)は遺体で見つかった。 高垣さんは熊野地区の近くで生まれ育った。…この記事は有料記事です。残り979文字(全文1763文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>