遺族ら追悼のキャンドル「つらさ変わらない」 紀伊半島大水害15年

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2026年9月4日 5時00分菊地洋行慰霊碑に向かって手を合わせる遺族の一人、岩渕三知生さん(前列右端)ら=2026年9月4日午前1時すぎ、和歌山県那智勝浦町井関、菊地洋行撮影 2011年の台風12号による土砂災害などで死者・行方不明者が98人に上った紀伊半島大水害から4日で15年となった。甚大な被害があった和歌山県那智勝浦町では追悼の行事が営まれ、遺族らが犠牲者をしのんだ。 動きの遅い台風12号がもたらした豪雨で、土砂崩れや河川の氾濫(はんらん)などが起き、近畿や中四国など9県で83人が死亡、15人が行方不明になった。 紀伊半島では降り始めからの総雨量が1千ミリを超えたところが多く、和歌山、奈良、三重の3県で死者は73人、行方不明者は15人に上った。 和歌山県那智勝浦町での死者・行方不明者は29人に及んだ。 特に被害が大きかった地域にある「紀伊半島大水害記念公園」では、土石流が発生したとされる時間帯の午前1時に、遺族や地元の人たち十数人が集い、犠牲者の数と同じ29個のキャンドルを慰霊碑の前に並べて火をともし、手を合わせた。 呼びかけたのは、2024年に解散した那智谷大水害遺族会の元代表、岩渕三知生さん(65)。記念公園の敷地にあった実家で、おいと父を失った。 「遺族は何年たとうが変わらない。お盆すぎからこの時期、つらい思いがフラッシュバックする」と語った。 大水害で妻と長女を亡くしながら、災害対応のあたった当時の町長・寺本真一さん(73)は「長い15年だが、昨日のことのように思う」と振り返った。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人菊地洋行和歌山総局|新宮・熊野地区担当専門・関心分野地域の話題、国際情勢こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月4日 (金)最低賃金、平均1177円世界遺産めざし彦根城推薦へ「まんじゅうや」投票は無効9月3日 (木)ネパール土石流から1週間四国の「水がめ」ゼロの危機「聖闘士星矢」作者が横領被害9月2日 (水)長期金利 一時3.000%備蓄米21万トン買い戻しへ秋山豊寛さん死去 84歳9月1日 (火)中道改革連合 事実上の解体へ核のごみ調査 国が申し入れ歌舞伎町ビル火災 25年トップニューストップページへイグ・ノーベル賞、日本人が20年連続受賞 「鼻のかみ方」など研究5:00鹿児島県奄美地方で線状降水帯直前予測、気象庁が発表1:35維新、初の「閣内協力」へ 馬場伸幸前代表を閣僚に推す方針19:30独自プーチン氏、民間企業に防衛対策求める ウクライナからの反撃相次ぎ21:03日本製紙八代工場の煙突火災、地元住民「ショック」 熊本地震で損傷22:44最低賃金、影潜めた競争の裏側 中央の牽制「昭和の行政指導のよう」19:00