映画の推し事毎日新聞 2026/9/4 20:00(最終更新 9/4 20:00) 有料記事 2622文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「バックルームズ」Ⓒ 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved. 先の5月29日に全米で封切られるや大ヒットを飛ばし、すでに3億9000万ドル超の全世界興行収入をたたき出しているホラー映画「バックルームズ」(2026年)。 これは数多くの有力作品を配給してきた独立系映画会社A24の歴代記録を塗りかえる快挙で、今後の日本での興行を加算すれば、4億ドルの大台を突破することが確実視されている。 「バックルームズ」の中身に触れる前に、そのユニークな起源を押さえておこう。1枚の写真から始まった そもそもの出発点は、19年に海外掲示板サイト「4chan」に投稿された1枚の写真。それは「蛍光灯に照らされた、くすんだ黄色い壁紙のオフィス風の空間」が映った一見何の変哲もない写真だが、バックルームズと名付けられたこの架空の空間にはユーザーによってさまざまな設定が付け加えられ、クリーピーパスタ(ネット上の都市伝説)として爆発的に拡散し、数多くの創作のモチーフになっていった。 そのネット上の社会現象において最も大きな反響を呼んだのが、「The Backrooms(Found Footage)」(22年)という9分の動画だった。 作者は当時16歳、北カリフォルニア在住の映像クリエーター、ケイン・パーソンズ。自主映画を撮影中の監督が現実世界の壁をすり抜け、異次元空間(バックルームズ)にさまよい込んでしまうという筋立てのこのPOV(一人称視点で撮影された映像)形式の短編ホラーは、YouTubeでたちまち数千万回の再生回数を記録。 ついにはA24が映画化を決定し、その時点でメガホンを託されたパーソンズはまだ高校生だった。そして19歳にして初長編の撮影に臨み、完成した映画は20歳の時に全米公開された。独学で製作学んだ高校生 「高校生がハリウッドで監督デビュー決定」というだけでも話題性十分だが、パーソンズは幼い頃からシネフィルだったわけではなく、ネット動画やゲームに親しんで育った。 3DCGソフトのBlenderやVFXを独学で習得した彼は、映画学校にすら通ったことがない。まさしくYouTubeのネットカルチャーから直接ハリウッドへと飛躍した新しい時代のクリエーターだ。 かくしてパーソンズが放った映画版「バックルームズ」は、前述した「The Backrooms(Found Footage)」とそのウェブシリーズの世界観を完全に受け継いでいるが、それらを事前…この記事は有料記事です。残り1626文字(全文2622文字)【前の記事】“自閉症”は感動を呼ぶ装置ではない 「平行と垂直」の偉大なる平凡さ関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>