AI新世紀インタビュー 信田真由美毎日新聞 2026/8/27 06:00(最終更新 8/27 06:00) 有料記事 3678文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ヨシュア・ベンジオ氏=Mila(ケベックAI研究所)提供 今年7月、米オープンAIと米アンソロピックがそれぞれ開発する人工知能(AI)が、他企業のシステムに侵入したことが相次いで明らかになった。人間の意図に反してAIが「暴走」した事故。開発競争の中で安全性を担保する必要性が一層高まっている。 現在の生成AIの基礎を築いた「AIのゴッドファーザー」、カナダ・モントリオール大のヨシュア・ベンジオ教授は、AIの破滅的なリスクを案ずる一人だ。毎日新聞のインタビューに対し、人類が「絶滅」の危機に直面していると強い警告を発する。 米アンソロピックの最先端AI「クロード・ミュトス」の登場は、人類に新たな脅威をもたらしつつある。今後どのように向き合っていくべきか。各界の専門家に聞く。 <関連記事> オードリー・タン氏が説くAIと民主主義=8月28日6時公開予定 サカナAI社長が語る「日本の強み」=8月31日6時公開予定 AI安全研究者が展望する超知能AI=9月1日6時公開予定状況は3年前からはるかに悪化 AIのリスクに気付いたのは、今から13年ほど前のことだった。共にAI研究を先導していたヤン・ルカン氏(元・米メタ)とジェフリー・ヒントン氏(元・米グーグル)が大手テック企業にリクルートされた時だ。 企業がAIに関心を抱いたのは、広告配信の自動化に役立つからではないか、という印象を持った。AIによって、個人に適した広告を自動で配信できる。これは、必ずしも良いことではないと感じた。なぜなら、AIが影響力を持ち、私たちを説得し、意見を変えてしまうことができるからだ。これは、民主主義にとって危険なものになり得ると考えた。 そして2023年、「AIによる(人類)絶滅のリスクの軽減は、パンデミックや核戦争と並んで、世界的な優先事項とされるべきだ」という声明を出した。(グーグルを退いた後の)ヒントン氏や、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)ら、専門家や業界大手トップとの連名だった。 あれから3年が経過したが、状況ははるかに悪化した。私たちは絶滅のリスクに、かなり近づいてきている。この3年間で、人間より賢い機械の開発が大きく進み、完全自律型AIも発展した。 AIが意図を持って人間の意に反した振る舞いをするという懸念は、3年前は理論上のものに過ぎなかった。しかし、この3年間で、AIがうそをつき、人を欺き、私たちの管理を逃れ、シャットダウン(システム停止)を拒み、さらに…この記事は有料記事です。残り2662文字(全文3678文字)【前の記事】ポケモンも悟空も学習? AI「ただ乗り」懸念にルール、課題は関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>