現場から2026年8月27日 6時00分有料記事光墨祥吾 太田原奈都乃 多くの生活道路で、9月1日から車の法定速度が時速30キロになる。住宅街や学校の周辺など、日常的に使う身近な道路がその対象だ。新たな交通ルールの変更は、どう受け止められているのか。対象となる現地で取材を進めると、周知が進んでいない実態も見えてきた。 東京都江戸川区東葛西6丁目にある区道の幅は4.4メートルで、車がすれ違うのに余裕はほとんどない。周辺には中学校や小学校、公園があり、歩行者もいる。 今回法定速度60キロから30キロに引き下げられる道路の一つだ。9月1日から法定速度が60キロから30キロに引き下げになる道路。中学校が隣接している=2026年8月25日午後2時15分、東京都江戸川区東葛西6丁目、光墨祥吾撮影 近くの老人ホームに勤務する江戸川区の女性(46)は、この道を避けて通勤している。車の通行量が多いわけではないが、車同士がすれ違うだけでも狭く、こわく感じるからだという。日ごろ警戒、「運転変わらない」 付近を通るのは、老人ホームの入所者との散歩の時間だ。複数人の高齢者と歩いていると、多くの車はスピードを緩めてくれるが、中には速度そのままに走り去っていく車もあり、ドライバーには「30キロの制限が浸透してほしい」。 女性は小学3年生から中学2年生の子ども4人の母親でもある。日ごろスピードを出す車を見ることは多くないが、「事故がないことに越したことはない」と時速30キロの設定を歓迎する。9月1日から法定速度が30㌔に引き下げになる道路。中学校が隣接している=2026年8月25日午後2時24分、東京都江戸川区東葛西6丁目、光墨祥吾撮影 近くで休憩していたタクシー運転手の男性(73)は、学校がある付近では普段から歩行者や自転車の飛び出しを警戒しており、「そもそもスピードを出していない。新たなルールになっても運転の仕方は変わらないだろう」と話す。■「先進地」では安全を実感…この記事を書いた人太田原奈都乃東京社会部|警視庁担当専門・関心分野事件、事故、人権、人口減少関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月27日 (木)「ICCは決して負けない」東京の「赤字」2255億円「学校犬」がよりどころに8月26日 (水)コンテンツ産業支える司令塔カナダへの報復関税を表明マイナアプリにリニューアル8月25日 (火)蔵内議長が議員辞職を表明売春「買う側」の勧誘も処罰処理水放出、開始から3年8月24日 (月)りくりゅうが婚約人口最多はジャカルタ都市圏キャッシュレス利用に地域差トップニューストップページへネパールで鉄砲水、157人死亡 ツアー参加の日本人5人連絡取れず6:19米制裁下のICC赤根所長「正義の信念貫く」 強気の陰で「号泣」も22:00備蓄米を買い戻しへ、農水省が最終調整 在庫膨らみ米価下落を受け18:12独自学校版カスハラ指針を国が策定へ 保護者らの理不尽な言動への対応で20:44独自「いびきがうるさい」寝室分けたら婚約破棄 慰謝料は受け取れる?5:00蔵内氏が退いた福岡自民県議団の総会 議長選で異例方針、涙する姿も19:38