いま会いたい:水泳は「まちづくり」 水と友達になって知る奥深きその世界

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いま会いたい毎日新聞 2026/8/25 07:00(最終更新 8/25 07:00) 有料記事 3685文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ASのポーズを決める日本障がい者スイミング協会代表理事の酒井泰葉さん(左)と豊田想さん=酒井さん提供 水泳と聞いて何が思い浮かぶだろうか。クロールや平泳ぎか、それともプールの授業や海水浴か。あるいは健康のため、水難事故防止のためという答えもあるだろう。返ってきたのは意外な言葉だった。 「私たちの活動はまちづくりだと思っています」 一般社団法人日本障がい者スイミング協会(東京都三鷹市)の代表理事、酒井泰葉さん(36)。単なる水泳教室ではなく、障害のある人々が暮らしやすい社会を実現するため活動に取り組む。協会が運営する個別支援型の水泳クラブ「アクアマルシェ」を訪ねた。「奇跡」の舞い、キラリと輝く瞬間 今月10日の都内の公営プール。レーンを貸し切りにし、マンツーマンで子どもを支援する酒井さんの姿があった。 レディー・ガガのヒット曲「ボーン・ディス・ウェイ」が流れる中、酒井さんの前で中学3年の豊田想さん(14)が踊っていた。10月に京都であるパラアーティスティックスイミング(AS)の大会に向けての練習という。「楽しい。振り付けを覚えるのは難しいけど頑張ります」。ありのままの自分を肯定する歌詞にぴったりの笑顔で話した。 豊田さんは知的障害があり、自閉的傾向や発達遅延も見られる。幼稚園の頃に、ようやく自分の力だけで歩けるようになった。運動は苦手だったが、ベビースイミングは好きだった。一般の水泳教室のような集団で学ぶのは難しく、小学1年からこのクラブに通い始めた。バレエを習っていた姉の影響もあり、興味を示したのがASだった。 母の小百合さん(54)は振り返る。「数の理解は難しいが、曲に合わせたカウントはとれる。できること、できないことに大きな差があった。この子は何ができるのだろうと思ったが、ASは自分からやりたいと言った。最初の頃は溺れていると勘違いされ、プールの監視員が助けようとした。ここまでできるようになったのは『奇跡』。自分に自信を持てるものを見つけた。酒井先生のおかげ」子どもの個性に向き合い レーンにはもう一組いた。男性支援員と小学5年の重度の自閉症男児。水慣れから泳ぎへと移行する段階という。見よう見まねでクロールのように腕をかく姿も見られた。男性はスイミングスクールでの指導経験が長いが、数年前からこのクラブで教えている。 「ここでは、子どもの個性にしっかり向き合える。きょうは合図に合わせて蹴伸びができた。会うたびに少しずつ新しいことができるようになっている」 障害や特性に合わせて個別に支援するからこそ、ゆっくりだが、確かな成長が感じられるという。別の女性支援員は言った。「子どもがキラッと輝く瞬間がある。私たちはそれを逃さず磨くだけ。子どもたちは自分で輝き始めます」 クラブでは障害の種類や程度を問わず…この記事は有料記事です。残り2567文字(全文3685文字)【前の記事】助成金8割返金も何のその 日本デフバスケ協会、ただいま改革中関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>