現場から2026年8月23日 7時00分有料記事野口駿2016年の熊本地震後に建て替えられた益城町役場。免震構造で、26年7月の地震では大きな被害を受けなかった=2026年8月12日午前11時45分、熊本県益城町、野口駿撮影 2016年の熊本地震で2度の震度7に襲われ、住宅の98%が被害を受けた熊本県益城町。今回の地震でも震度6強の揺れを観測したが、住宅被害は比較的抑えられた。揺れの大きさなど10年前と状況は異なるが、街にどんな変化があったのか。 10年前に多くの建物が倒壊し、道を塞いだ町中心部。復興事業として大通りの拡幅や宅地の区画整理が進み、地震後に再建されるなどした真新しい住宅や商店が並ぶ。 7月の地震後に訪ねると、街並みに大きな変化は見られなかった。 平田光則さん(79)は、前回の地震で築50年の木造2階建ての自宅が全壊した。行政の支援を受け、17年に平屋で自宅を新築。今回の地震では、家の基礎と駐車場の地面の間に隙間が生じたが、建物に目立つ損傷は出なかった。「近所も建て直した家ばかりで、被害は少なかった」 町内の木山神宮では、10年前に被災し、再建した鳥居や石灯籠(いしどうろう)などが再び崩れる被害が出た。一方、10年前に全壊し耐震性を備えて再建した社務所と権禰宜(ごんねぎ)・矢田秋代さん(68)の自宅は、いずれも無傷だった。「前回は家もなくしたので、住めるだけで助かります」 16年は町内で住宅3026棟が全壊、3233棟が大規模半壊・半壊、4325棟が一部損壊し、全住宅の98%が被災。家屋の倒壊などによる直接的な死亡者だけで20人になった。 県によると、7月の地震による益城町での住宅被害は、8月20日までの集計で全壊29棟、半壊200棟、一部損壊802棟。このほか2千棟余りについて被害の程度を確認中だが、町の担当者によると、瓦のずれやひび割れなどの損壊が多いという。地震で11人が負傷するなどし、死亡者はいない。 16年前後の変化は、新耐震…関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月23日 (日)智弁和歌山が優勝 夏の甲子園米政権 カナダに50%追加関税サンゴ白化、新たな研究発表8月22日 (土)死刑執行、1年2カ月ぶり千葉豪雨 マンション機能不全未婚の若者35%、結婚志向なし8月21日 (金)特急と接触、作業員4人死亡残業一律「45時間」とりやめフェルメール展 21日開幕8月20日 (木)ICC赤根所長を制裁対象に俳優の岸恵子さん死去 93歳短パン勤務 じわりと浸透トップニューストップページへ東京・江東区の道路に水が流出 川崎市で3人ケガ 首都圏で震度5弱5:51茨城・埼玉・千葉・東京で震度5弱 津波の心配なし4:07松任谷由実さんが語るAIの怖さ 1年前の「確信」が揺らいだ理由は6:00物価高対策の食品配布に4万人来場 動き出す自治体の公的食料支援7:00学術会議の新会員、任命拒否6人は選ばれず 法人化後の125人発表23:16「中卒でひきこもり」から料理研究家に リュウジさん贈るメッセージ9:00