MicrosoftがmacOS版OneDriveの新しいNative Sync Engine(ネイティブ同期エンジン)を今月から段階的に展開し、2026年11月までに全ユーザーへ行き渡る予定だと発表しました。メッセージセンターのアドバイザリ「MC1458483」で、MicrosoftはmacOS版 OneDrive向けに新しいネイティブ同期エンジンを展開中であることを明らかにしています。このアップデートにより全体的な同期速度、信頼性、応答性、リソース使用量が改善され、Finder上で同期されたコンテンツにさらに簡単にアクセスできるようになります。6月にInsider向けへ先行提供されていた高速化アップデートが、いよいよ一般ユーザーにも届く形です。新しい同期エンジンで何が変わるのか今回のアップデートは高速化、軽量化、安定性向上を軸に、OneDrive の使い勝手を根本から改善する内容になっています。同期速度の大幅向上初回同期やファイル変更の処理がこれまでより速くなり、Finder上での反映も俊敏になります。オンライン専用ファイルやFiles On-Demandの仕組みはそのまま維持されるため、既存のワークフローを壊さずに恩恵だけ受けられる点が魅力です。CPU・メモリ・バッテリー消費の削減新しいアーキテクチャはよりシンプルで効率的です。バックグラウンドで静かに動きつつ、Macのリソースを奪わない設計になっています。長時間の作業やモバイル環境でも恩恵が大きい部分です。Finderでの操作性向上同期済みのファイルやフォルダーが即座に表示されるようになり、読み込み待ちのストレスが軽減されます。また、SharePointライブラリはFinderのサイドバーで個別の場所として扱われるようになり、組織利用時の視認性が向上します。外部ドライブへの保存サポート改善対象となる外部ストレージにOneDriveコンテンツを置く場合の安定性が向上し、より柔軟な運用が可能になります。まとめ今回導入されるネイティブ同期エンジンは小規模な改善ではなくmacOS版OneDriveの基盤を刷新する大型アップデートです。Finderでの扱いやすさ、同期の速さ、消費リソースの軽減など、日常的にOneDriveを使う人ほど恩恵を強く感じる内容になっています。ユーザー側の操作は不要で、OneDriveアプリの更新によって自動的に新しい同期エンジンへ移行します。移行済みかどうかは OneDrive 設定 → About タブ のバージョン表記にアルファベットのサフィックスが付いているかで確認できます。[via Neowin]