対テロ戦争後の世界深掘り 松井聡毎日新聞 2026/8/26 12:00(最終更新 8/26 12:00) 有料記事 1460文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷アフガニスタンのカブール国際空港付近で起きた自爆テロで亡くなった米兵ディラン・メロラさんの母、シェリル・レックスさん=米西部カリフォルニア州ランチョクカモンガで2026年8月18日、松井聡撮影 英国植民地時代の面影が残り、豊かな緑が広がる米東部ニュージャージー州ベッドミンスター。2023年8月末、シェリル・レックスさん(47)はここにあるゴルフ場の客間にいた。夕食会を主催した人物を待つ間、緊張と誇らしい気持ちが交錯していた。招かれた遺族たち 「たとえ短時間であっても忙しい時間を割いてくれた。しっかりと思いを伝えられるだろうか」 しばらくすると、ゴルフ場を所有するその人物が入ってきた。レックスさんに近づき、抱き寄せてこう促した。「あなたの物語は人々に伝えられなければならない。語ることを決してやめないでください」 この日招かれたのは、バイデン政権下(21~25年)の21年8月26日にアフガニスタンの首都カブールで起きた自爆テロで死亡した米兵13人の遺族。海兵隊に所属していたレックスさんの息子ディラン・メロラさんも20歳で亡くなった。 アフガンでタリバンが復権してから5年が過ぎました。9月には米同時多発テロ(9・11)から25年の節目を迎えます。連載「対テロ戦争後の世界」では、四半世紀にわたる米国の「対テロ戦争」が世界に何を残したのかを探ります。 バイデン政権は第1次トランプ政権(17~21年)が20年にイスラム主義組織タリバンと結んだ合意を事実上引き継ぎ、米軍の撤収を進めた。だが、米軍の後ろ盾を失ったアフガン国軍は急速に弱体化。21年8月15日にタリバンは約20年ぶりにカブールを制圧し、復権を果たした。 追い打ちをかけるように起きたのが、カブール国際空港で警備に当たっていた米兵13人が犠牲になった自爆テロだ。国外脱出を試みて空港に殺到していたアフガン人約170人も死亡した。治安対応の隙(すき)を突いたのは、タリバンと対立する過激派組織「イスラム国」(IS)系の支部組織だった。 混乱を極める中、米軍は30日に撤収を完了。01年以降続き、米兵約2500人が死亡した「米史上最長の戦争」は幕を閉じた。「トランプ氏再選の要因」指摘も それから約2年。ベッドミンスターのゴルフ場で夕食会を主催したのは、翌24年に控えた大統領選で返…この記事は有料記事です。残り583文字(全文1460文字)【次の記事】アフガンの教訓は生きたか? 対イラン作戦でも目標変遷に疑義【前の記事】忘れられたアフガン情勢 対話に動く在米の元政府高官の思いとは関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>