現場から2026年8月25日 20時15分有料記事小勝周涙を浮かべ、詩を朗読する大沼かおりさん=2026年8月25日、福岡市東区千早4丁目、小勝周撮影 福岡市の「海の中道大橋」で2006年、3児が犠牲となった飲酒事故から25日で20年を迎えた。母親の大沼かおりさん(49)は福岡市東区で開かれた、飲酒運転撲滅をめざす県民大会に登壇し、我が子たちへの思いを語った。 事故は06年8月25日午後10時50分ごろに起きた。飲酒運転をしていた福岡市職員(当時)の男の車が、大沼さんら家族5人の乗る車に追突。車は約15メートル下の海中に落ち、長男の紘彬(ひろあき)ちゃん(当時4)、次男の倫彬(ともあき)ちゃん(同3)、長女の紗彬(さあや)ちゃん(同1)が死亡した。男は危険運転致死傷罪などで懲役20年の判決が確定している。 あの日、大沼さんは3人が生まれた病院の前を一緒に通りかかり、「次に赤ちゃんが生まれる時は僕、生まれるところ一緒に見たいよ」などと話し合ったという。 その数時間後、事故に巻き込まれた。「命はなんて、はかないのでしょうか」 これまで家族だったのが「遺族」、子どもたちの写真が「遺影」と呼ばれるようになり、そう言われるたびに「つらく、それを誰にも苦しいと言えず胸に秘める日々を過ごしてきた」と振り返った。 そして、20年間をつづった「道しるべ」と題した詩を朗読した。 事故後、「どうして私は生かされたのか」を問い続けてきたという大沼さん。 苦しみや悲しみは、今も消えることはない。それでも、「3人の子どもたちがこの地上に確かに生まれ、深い愛の中で生きていたことを伝えるため」に、その命を語り継ぎ、未来へつないでいく。そのために生かされたのだと、思えるようになったという。 詩は、こう結んだ。「今、苦しみ、悲しみの中にいる人たちの道しるべに、私はなりたい」 警察庁によると、この20年…この記事を書いた人小勝周西部報道センター|県警担当専門・関心分野福祉、災害、社会運動、アジア(香港)関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月25日 (火)蔵内議長が議員辞職を表明売春「買う側」の勧誘も処罰処理水放出、開始から3年8月24日 (月)りくりゅうが婚約人口最多はジャカルタ都市圏キャッシュレス利用に地域差8月23日 (日)智弁和歌山が優勝 夏の甲子園米政権 カナダに50%追加関税サンゴ白化、新たな研究発表8月22日 (土)死刑執行、1年2カ月ぶり千葉豪雨 マンション機能不全未婚の若者35%、結婚志向なしトップニューストップページへコンテンツ支援の司令塔、政府が新設検討 クールジャパン廃止の中で17:00独自海保がドローンと無人船を導入へ 海洋警備に活用、人手不足が背景に18:00独自台風18号、夜遅くから沖縄・奄美にかなり接近 最大瞬間風速60m18:54車に追われ、乗っていた男らに暴行されたか 相模原の男子生徒死亡12:28「一緒にナンパへ」の重い代償 3児死亡、飲酒運転には同乗者がいた8:00AIで作った曲、ヒットチャートから除外 豪州の音楽団体が新ルール20:09