朝日新聞記事2026年8月26日 18時00分柴田悠貴人の身体全体を一気に冷やす人間冷蔵庫の「ど冷えもんBOX」=2026年8月20日午後2時55分、茨城県筑西市、柴田悠貴撮影 ネッククーラー、ファン付き作業服、水冷ベストなど次々と生まれる猛暑対策グッズ。そんな中、人が中に入って体を冷やす「人間冷蔵庫」が誕生した。 トラスコ中山(東京都港区)が開発した「ど冷えもんBOX」。4月の発売以降、工場や建設現場のほか、野球場やゴルフ場、屋外イベント会場などに導入されている。屋内外で使え、100ボルト電源があれば工事不要で設置できる。人の身体全体を一気に冷やす人間冷蔵庫の「ど冷えもん」。近未来をイメージして青いライトをあてた=2026年8月20日午後、茨城県筑西市、柴田悠貴撮影 開発のきっかけは昨夏の猛暑。冷凍食品を販売する自動販売機「ど冷えもん」の技術を応用し、短時間で体を冷却できる装置として中山哲也社長が考案した。安全面に配慮し、20分で自動停止する機能や密閉状態を避ける構造を採用。5度の冷気が吹き出し、ケース内部は15度まで下がる。販売台数は8月時点で300台を超えた。 茨城県筑西市の廃タイヤリサイクル会社「黒沢産業」は約150万円で1台購入し、6月から本格的に使い始めた。工場内は真夏になると40度を超え、湿度も高い。冷凍ペットボトルや塩分補給、ファン付き作業服などの対策を続けてきたが、昨年は4人が軽度の熱中症症状を訴えた。工場内で汗をにじませながら働く人=2026年8月20日午後、茨城県筑西市、柴田悠貴撮影 当初は利用が伸びなかったが、勤務中でも自由に使えるよう休憩室から工場内に移設すると、従業員が1日3~4回利用するようになった。今年はこれまで熱中症発症者が出ていない。生産性向上にもつながったという。 「ど冷えもんBOX」は災害現場でも活用されている。7月に発生した熊本地震では、猛暑下の避難所や復旧作業の拠点などに計18台を無償提供した。【動画】トラスコ中山が開発した「ど冷えもんBOX」=柴田悠貴撮影熊本県宇城市の避難所に設置された「ど冷えもんBOX」=2026年8月26日午後、熊本県宇城市、柴田悠貴撮影関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月26日 (水)コンテンツ産業支える司令塔カナダへの報復関税を表明マイナアプリにリニューアル8月25日 (火)蔵内議長が議員辞職を表明売春「買う側」の勧誘も処罰処理水放出、開始から3年8月24日 (月)りくりゅうが婚約人口最多はジャカルタ都市圏キャッシュレス利用に地域差8月23日 (日)智弁和歌山が優勝 夏の甲子園米政権 カナダに50%追加関税サンゴ白化、新たな研究発表トップニューストップページへ備蓄米を買い戻しへ、農水省が最終調整 在庫膨らみ米価下落を受け18:12独自「急に具合が悪くなる」米アカデミー賞の日本代表に 国際長編映画賞14:46ホルムアルデヒド液に浸した白菜を出荷 中国で発覚「対日輸出なし」15:30福岡県議会で6日間未開封だった辞職願 蔵内議長が選んだ最後の日12:00「ママがいい」にへこむ父 専門家に聞いた“嫌われてる?”の答え11:30クーンと甘え、校長室で昼寝 学校犬ドルチェを飼う校長先生の熱意11:00