2025年8月27日 6時00分(2026年8月24日 14時25分更新)有料記事前田伸也BossBさんら3件のコメントクレシーニ・アンさん=2025年8月19日午後1時21分、福岡市博多区、日吉健吾撮影 応用言語学者のクレシーニ・アンさん(51)は、不登校気味だった長女(19)の姿に、当初はいらだちと動揺を隠せませんでした。ある日、長女が涙ながらに放った言葉に気づかされ、親子関係の転機を迎えたと言います。 ◇ 長女は小学3年の夏から4年の夏までの1年間、私の仕事の関係で家族で米国で暮らしました。日本に帰って気づきましたが、1年間のブランクで、日本の学校の勉強がわからなくなっていました。日本で生まれ、日本語は母語だから大丈夫かなと思っていたんですけど、中学に進んで、びっくりしたんですよね。数学が4点。長女に聞いてみたら、ずいぶん前から理解していなかったと告げられました。 長女はネガティブな思考になっていました。「自分はバカだから、頑張っても無理」。励ましても心に届かなかった。音楽好きの長女を救ったのが吹奏楽部での活動だったけれど、それでも行きたくないと渋ることがありました。周囲からは「反抗期があることは順調に成長している証拠」と言われ、そんなに心配していなかったんです。無事に高校に入学し、友だちができて、成績が上がって安心したけれど、コロナでオンライン授業に切り替わって、成績が下がってしまい、引きこもり気味になりました。 このころ、買い物に出かけると、外国人家族は目立つからと「車の中で待つ」と言うんです。名前は長いカタカナだし、ちょっとずつ、みんなと違うことがつらくなり、「薄い存在でいたい」と言うようになりました。 高校では、クラスメートから「日本語が上手だね」「外国人だから国語の成績が悪くてもいいんじゃないかな」。先生からは「米国では朝ご飯に何を食べるの?」と聞かれる。いじめられたわけではないけど、「自分は周りと違う」ってことを意識させられていたんです。クレシーニ・アンさんが9月13日に講演日本最大級の教育イベント「未来の先生フォーラム2026」(朝日新聞社主催)で、クレシーニ・アンさんの講演が9月13日に開かれます。概要や応募はこちら。■「今日も一日動画?」と言っ…この記事を書いた人前田伸也東京社会部|教育担当専門・関心分野大学、高専、通信制高校関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月24日 (月)りくりゅうが婚約人口最多はジャカルタ都市圏キャッシュレス利用に地域差8月23日 (日)智弁和歌山が優勝 夏の甲子園米政権 カナダに50%追加関税サンゴ白化、新たな研究発表8月22日 (土)死刑執行、1年2カ月ぶり千葉豪雨 マンション機能不全未婚の若者35%、結婚志向なし8月21日 (金)特急と接触、作業員4人死亡残業一律「45時間」とりやめフェルメール展 21日開幕トップニューストップページへ売春防止法、買う側の勧誘も処罰 法務省、臨時国会に法案提出で調整11:07福岡県議会の蔵内勇夫議長が議員辞職を表明 「幕引きでない」と知事13:02変質した出国税「悪いこと考える奴がいる」 元首相、水面下で猛反対5:00高2生徒が死亡 殴られたようなあと 事件に巻き込まれたか 相模原12:38元衆院議長の綿貫民輔氏死去、99歳 郵政民営化反対で自民一時除名12:20「実印もない」で上場廃止の昭和HD、振り回されたゴム子会社の苦渋7:00