「はだしのゲン」と共に 米美術家メル・チンさんが呼び覚ます声

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インタビュー 上村里花毎日新聞 2026/8/27 08:00(最終更新 8/27 08:00) 有料記事 3443文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷自作「私たちの民主主義の奇妙な花」(2005年)を前に制作活動について語るメル・チンさん=広島市南区の広島市現代美術館で2026年7月24日午後4時13分、上村里花撮影 沈黙は暴力への加担――。 米国の現代美術家、メル・チンさん(74)は戦火の絶えない世界にあって、人々の声なき声をすくい上げ、耳を傾ける。 美術分野で人類の平和に貢献した作家を顕彰するヒロシマ賞を受賞して2026年7月、授賞式出席と記念の個展開幕に合わせて来日した。広島市現代美術館で10月12日まで開かれている個展では、中沢啓治が自身の被爆体験を基に自伝的内容として描いた漫画『はだしのゲン』に着想を得た新作などを出展している。 「私たちも世界の一部である」と語るチンさん。戦争の記憶に目を向け、遠い出来事として傍観しないために作品を作り続ける。土に刻まれた記憶 ――『はだしのゲン』に感銘を受けて制作したという新作「招待」について教えてください。 ◆全10巻の英訳版全てを読んだわけではありませんが、まず第1巻を読み、心を動かされました。どこがというより、全体的なストーリーにです。主人公の少年がどんな経験をし、耐えて生き抜いたのかを読み、尊敬できると思いました。最終巻で主人公が漫画家という表現者の道を選んだことにも敬意を持ちました。中沢さんの作品は私にインスピレーションを与えてくれました。新作では、彼が被爆によって見たもの、その状況に対する彼の批判の目を感じていただけると思います。 ――「招待」は備前焼で作られています。どんな意味がありますか。 ◆なぜ土を使ったのか。文化的にも物理的にも、生々しい記憶が刻まれていると思うからです。そして、焼き物には火を使います。広島も「火」で焼かれました。また、水を使って土をこねてつくります。これも「黒い雨」と重なります。土は、主人公の少年が見たことを伝えるのに適切な素材ではないかと考えました。作品には(広島に投下された)原爆「リトルボーイ」や黒い雨の境界線など、さまざまな要素を盛り込んでいます。中沢さんが経験したことは悪夢です。私たちは…この記事は有料記事です。残り2647文字(全文3443文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>