読書は「パフォーマンス」 美学者・難波優輝さんが問う本質

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インタビュー 松原由佳毎日新聞 2026/8/29 07:00(最終更新 8/29 07:00) 有料記事 2152文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷『本とは何か』(新潮社)を刊行した美学者の難波優輝さん©新潮社 直球で根源的なタイトルだ。 美学者、難波優輝さん(32)の『本とは何か』(新潮新書)は、人々が当たり前のようにしてきた「本を読む」という行為そのものを問い直す、いわば「読書の哲学書」だ。 <私は本を読むことにはネガティブな側面もあるのではないか、と考えてきた> 読書推進論かと思って開けば、冒頭から意外な言葉がつづられる。 文芸評論家でも作家でもなく、感性を探究する学問である「美学」の専門家が考える読書とは。本とSNSの共通点 読書は素晴らしいものだから、たくさんすべきだ――。こうした意見が流布する中で、難波さんは立ち止まって考える。 「本を読めば、面と向かって話したらけんかになりそうな人の意見を知ることができる。他方で、どの本を読むのか自分で選べてしまうからこそ、好きな考えや流行に合わせることもできてしまいます」 本は、自分を思想で包み込んでくれる。「そういう意味では、自分の好みの情報ばかりに触れるようになるSNSのフィルターバブルと大きく変わらないのではないでしょうか」と指摘する。 「本にネガティブな側面がある」からといって、難波さんは「書を捨てよ」とは呼びかけない。「私は本が好きです。けれど『好き』は全肯定ではないと思うんです」 本が好きだからこそ、本を読むことがいいことかどうかを知るために「本を読むとはどういうことか」という根本に立ち返るべきだと考える。これが本書の出発点だ。たとえ一人で黙読していても… 難波さんは、哲学者のピーター・キヴィの言葉を引用し「読書はパフォーマンス」だと論じる。 人前で行うイメージの強い「パフォーマンス」と、個人活動のイメージがある「読書」という言葉をつなげて考えることに違和感があるかもしれない。しかし難波さん…この記事は有料記事です。残り1417文字(全文2152文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>