改正皇室典範、男系男子の養子可能 「家優先で時代錯誤」識者は危惧

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インタビュー2026年10月23日 7時00分有料記事聞き手・北野隆一若尾典子・元佛教大教授=本人提供 国会で7月に成立し、公布された改正皇室典範が10月24日に施行される。皇族数の確保策の一つとして、旧宮家の男系男子を皇族の養子に迎える制度が導入されるが、憲法研究者の若尾典子・元佛教大教授は「皇室という家優先の都合で、時代錯誤」と問題点を指摘する。 ――なぜ養子導入に課題を感じたのでしょうか。 「1889(明治22)年裁定の旧皇室典範でも、戦後の1947(昭和22)年公布・施行の現皇室典範でも、養子は禁止されてきました。今回、限定的ながら養子を解禁する大きな変化なのに、なぜこれまで養子が禁止され、今回解禁されるのかといった根本的な問題が十分に議論されたとは言えないからです」男系男子の養子が皇室に入る場合 ――養子が禁止されてきた理由とは。 「旧典範で禁止されたのは『宗系の紊乱(びんらん)』、つまり養子により皇位継承順位や皇統の正統性に争いが生じる原因になるからという理由でした。皇族が養子をすることは、権力争いになりかねない重大な問題とみなされたのです。伝統的には養子は行われてきましたが、天皇主権の体制として、これを断ち切りました。旧典範は、大日本帝国憲法と並び立つ特別な法令だったのです。養子禁止規定は、戦後の現皇室典範にもありますが、旧典範とは異なり、禁止対象に皇族だけでなく、天皇も加えました」 ――天皇を対象に加えた意味は。 「旧典範で天皇は、皇室とい…【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人北野隆一社史編修委員 兼 東京社会部記者専門・関心分野北朝鮮拉致問題、人権・差別、ハンセン病、水俣病、皇室、現代史関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月23日 (金)PHPに脆弱性、世界に影響ANA、中堅2社に追加出資へ巨人が織田翔希を強行指名10月22日 (木)観測史上 最も遅い真夏日証券会社へサイバー攻撃ネットを意識 高市政権1年10月21日 (水)火星の衛星探る 往復5年の旅七つの県警で職員情報流出かペットフード値引きを制限か10月20日 (火)仏のデモ暴徒化 大統領が非難教科書 紙とデジタル併用へ阪神・佐藤輝明 大リーグ挑戦トップニューストップページへ大成建設・鹿島の土木民間工事を営業停止へ リニア談合で国交省方針6:00NHKがBS放送の再編検討、8K放送の存廃が焦点 中期経営計画案5:00横浜高の織田、米球界挑戦に迷いなし 巨人指名に「全くぶれません」21:25チケット詐欺に遭った それでも私は行きたい…次の一手と無情な結末7:00「感謝してもしきれない」高市首相と維新の蜜月 自民内に膨らむ不満5:00【まとめてわかる】PHPとは?何が起きた?影響は?悪用されると…17:34