火星衛星探査機「MMX」を搭載し、上昇するH3ロケット10号機=鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで2026年10月20日午前4時41分、野田武撮影 20日早朝、鹿児島県・種子島から火星衛星探査機「MMX」を載せたH3ロケット10号機が打ち上げられた。ロケットが宇宙に向かう様子は、東京や神奈川などからも肉眼で観察でき、日本各地でMMXの火星への出発が見届けられた。「肉眼で十分見られるくらい」 平塚市博物館(神奈川県)の学芸員の藤井大地さんは午前4時41分の打ち上げから約5分後、平塚市の自宅から肉眼でロケットを確認した。 ロケットの第1段(下段)と第2段(上段)が切り離され、第2段のエンジンの燃焼が始まって以降、3分間ほど観測できたという。望遠レンズで撮影した動画には、ほうき星のように夜空を駆ける様子が映っていた。第2段の噴煙が太陽の光に照らされたとみられるという。分離した第1段とみられる光点も第2段の前方に撮影できた。 藤井さんは取材に「軌道の方向や時間帯など、条件が重なって観察できた。肉眼で十分見られるくらい明るかった。深宇宙(月以遠の宇宙空間)の探査機の打ち上げを見られて非常にうれしい」と話した。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】