しゃがみ込んで藍液をかき混ぜる小林真子さん。藍染めで、腕や手は青くなっている=静岡県御殿場市萩原の「正藍染 小原屋」で2026年10月15日午後1時33分、道下寛子撮影御殿場市の藍染め職人・小林真子さん(27) 糸や布を染める藍液を作る。木灰から作ったあくや石灰、日本酒などを入れ、よくかき混ぜる。温度が90度の液体を、しゃがんで何度もかき混ぜる。藍染め職人を目指し、2024年3月に御殿場市の「正藍染 小原屋」に弟子入りした小林真子さん(27)は「最初は力のかけ方が分からず大変だったが、力を入れずにかき混ぜる方法を学んだ」と笑顔を見せる。 ものづくりに関心があり、大学で電気電子工学を専攻していた小林さんは卒業後、電気技術者として働いた。伝統の世界に憧れはあったが、職人の家系に縁がない自分では無理だと思った。それでも、会社員として働きながら、全国の伝統工芸品を見に行き、自分が好きな伝統工芸品が後継者不足により衰退しつつある現状にも危機感を抱いた。 弟子入り後、最初の1年は平日は会社員として働き、休日に修行した。その後、会社を退職。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事