ウクライナのゼレンスキー大統領=2026年10月20日、NTB・ロイター ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、米国、ロシア、ウクライナの3カ国の高官協議が11月前半にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで開かれる見込みとなったと明らかにした。実現すれば、今年2月以降中断していた和平交渉に向けた協議が再開することになる。3回開催後に中断していた協議 ゼレンスキー氏は米国の保守系シンクタンク「ハドソン研究所」でオンライン演説し、3カ国が協議の再開で「合意した」と述べた。23日に米国のウィットコフ和平交渉担当特使、トランプ米大統領の娘婿クシュナー氏と電話協議し、確認したという。ゼレンスキー氏は「外交を前進させなければならない」と強調した。Advertisement 時期については「早ければ早いほどいい。明日でもいいくらいだが、全てはロシアにかかっている」として早期の開催を求めた。 3者協議は今年1~2月に計3回開催された後、中断している。ロシアのプーチン大統領も21日、再開する用意があると米国に伝えていた。ただ、時期は11月中旬以降としていた。 一方、ゼレンスキー氏は演説で、米スペースX社の衛星通信サービス「スターリンク」について「速度制限は続いている」とも述べた。スターリンクを巡っては、トランプ氏が21日にスペースXのマスク最高経営責任者(CEO)に解除を要請したと報じられ、トランプ氏も解除されたとの認識を示していた。 ゼレンスキー氏は演説後の質疑応答で「ルビオ米国務長官と電話協議し、復旧に48~72時間かかると伝えられた」と明かした上で、「一両日中に復旧されることを願う。(状況を)確認している」と話した。【ベルリン五十嵐朋子】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】