2026年10月24日 9時00分編集委員・島康彦インタビューに応じる三笠宮家の彬子さま=2026年10月16日、東京・元赤坂、上田幸一撮影 三笠宮家の彬子さまは朝日新聞の取材に応じ、10月24日に施行された改正皇室典範について、皇室制度のあり方は国会で決められるものであり、皇族自身はその決定に関与する立場にないとの基本的な考えを示した。 インタビューは16日に三笠宮邸で行われた。祖父の三笠宮崇仁さまが亡くなってから27日で10年となるのを前に、三笠宮家の当主である彬子さまが取材に応じた。 皇室典範の改正に合わせて皇室経済法も改正され、品位保持のために支出される皇族費は、独立の生計を営む内親王及び女王について、対応する男性皇族と同額になる。これまで対応する男性皇族の半額だった算定額を見直し、「男女不平等」が改正され、当主の彬子さまの皇族費は年間1067万5千円から2135万円となる。皇室を構成する16人 彬子さまは、今回の改正は自身が関与したものではないという大前提に立ち、女性皇族も男性皇族と同じように公的活動を行っていることを認めていただいた結果ではないか、との受け止めを示した。皇室制度の決定 皇族は関与する立場にない また、彬子さまは2012年、女性皇族が民間人と結婚した後も皇室にとどまり、宮家を立ち上げる「女性宮家」の創設が議論されていた際に報道機関の取材に対し、女性宮家以外にも選択肢があり得ることを例示する中で、「男系で続いている旧皇族にお戻りいただくとか、現在ある宮家をご養子として継承していただくとか、他に選択肢もあるのではないかと思います。女性宮家の議論だけが先行しているように感じられます」と述べていた。インタビューに応じる三笠宮家の彬子さま=2026年10月16日、東京・元赤坂、上田幸一撮影 今回の改正では、旧宮家の男系男子を養子として皇室に受け入れることが可能となった。一方、2012年の発言については、SNS上だけでなく、皇室制度を論じる研究者の間でも、彬子さま自身が旧皇族の復帰や養子制度を提案したかのように引用される例がある。 しかし、彬子さまはかねて、皇室制度の決定に皇族は関与する立場にないとの考えを示している。【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人島康彦社会部|編集委員専門・関心分野皇室、こどもの問題、格闘技(プロレス)、演芸(落語、浪曲)関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月24日 (土)松井秀喜氏、巨人の監督に改正皇室典範、きょう施行作家の村上龍さんが死去10月23日 (金)PHPに脆弱性、世界に影響ANA、中堅2社に追加出資へ巨人が織田翔希を強行指名10月22日 (木)観測史上 最も遅い真夏日証券会社へサイバー攻撃ネットを意識 高市政権1年10月21日 (水)火星の衛星探る 往復5年の旅七つの県警で職員情報流出かペットフード値引きを制限かトップニューストップページへウクライナの都市で停戦、メラニア氏仲介 ロシアは米に恩売る思惑か8:06「ダブル村上」文壇の寵児に 村上龍さん、あふれる好奇心は最後まで18:00ヒマラヤ未踏峰で15日から不明の邦人登山家2人、山中で遺体を発見19:48米イラン戦争が直撃する中間選挙 民主党に追い風、トランプ氏苦境か4:00PHP騒動、財団が認める「構造的な失敗」 浮かび上がる四つの課題19:40AIで終わる宿題「そもそも間違い」? エストニアが挑む考える教育9:00