カメラに気づき笑顔で手を振る中西麻耶選手=越智貴雄さん撮影 障害のある選手は、中西麻耶選手ただ一人だった。 3日、中西選手が約20年に及ぶ陸上競技人生の最後に選んだのは、地元・大分県で開かれた秋季陸上競技大会の走り幅跳びだった。学生らも参加する健常者の大会だ。 中西選手によれば、かつて健常者の競技会に参加し始めた頃は「オープン参加なら」と言われていた。それが今では、普通にエントリーし、他の選手と同じように競技している。 この「普通」に、彼女の20年が凝縮されているように思えた。 2019年には世界選手権で金メダルを獲得。08年北京大会から5大会連続でパラリンピックに出場した。中西選手には、競技でも、その生き方でも、何度も「豪快」な景色を見せてもらった。 目の前に…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】初勝利は遠くても 青鳥特別支援学校の野球を撮り続けたい