人口減少数で全国ワースト…500万人切った北海道、札幌も減少

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道内で人口が最も多い札幌市を象徴する道庁赤れんが庁舎=札幌市中央区で2026年10月20日午後4時20分、谷口拓未撮影 5年に1回実施されている国勢調査。総務省は9月に2025年調査の確定値を公表し、北海道の人口は前回調査(20年)から24万4342人(4・7%)減らし498万272人となった。500万人以下となるのは1955年調査以来70年ぶり。減少数は全国ワーストだった。 市町村別人口では、札幌市が1920年の調査開始後初めて減少に転じ、1万1399人減の196万1996人となった。減少数は、旭川市が2万3876人減と全国で11番目、函館市が2万775人減で15番目に多かった。Advertisement 人口が増加したのは564人増の南幌町や543人増の恵庭市など9市町村。南幌は札幌に近い地理的な優位性に加え、手厚い住宅購入補助などの施策が奏功した格好だ。 恵庭は札幌や新千歳空港へのアクセスが良く、プロ野球・日本ハムの2軍拠点が移転するのが今後の好材料。次世代半導体量産を目指すラピダス(東京都)が進出している千歳市、移住者に人気の東川町も人口が増えた。北海道の人口の推移 生産年齢人口の15~64歳は283万余で全体の56・9%を占めるが、割合は前回から0・3ポイント減となった。高齢化も進んでいる。一方、道内総人口に占める外国人数は6万8638人(1・4%)で前回からほぼ倍増した。人手不足が影響している可能性がある。 調査結果の速報値が公表された5月、鈴木直道知事は「国はこども家庭庁を設置するなどしているが、少子化は続いている。北海道の優位性を生かし、国内外から北海道を選んでもらう取り組みを進めたい」と述べている。【谷口拓未】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。