産前産後ケア施設「Jicca」で夜勤に入り、ベビールームでもく浴後の赤ちゃんを抱っこする岸畑聖月さん=東京都中野区で2026年10月3日、川平愛撮影 「かつて大名行列を横切れるくらい、いのちを支える重要な役割だったにもかかわらず、GHQにより地域から病院へ閉じ込められてしまった助産師」。こんなユニークな言葉から紹介が始まるのは、「助産師の会社」だ。「これからは病院だけではなく、家族へ、企業へ、社会へ」。岸畑聖月(みづき)さん(35)は2019年、「With Midwife」(本社・大阪市都島区)を起業した。 東京・中野。育児に疲れた人や、実家に頼れない人たちが都心の真ん中で滞在できる「実家」のような産前産後ケア施設「Jicca(ジッカ)」を事業の一環として今年3月から始めた。マンションの7室を宿泊用に用意し、暮らすように過ごせる。別室には助産師2人が24時間態勢で…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】「どこまで配慮?」悩む企業の障害者雇用ビジネスとの向き合い方