2026年10月21日 11時31分根本快神戸地裁 兵庫県内の障害者福祉施設の女性従業員(当時16)が摂食障害に陥り、昨年12月に低栄養状態で死亡した。 これらは、生前に受けた県警と神戸地検の違法な捜査や勾留が原因だとして、施設の運営法人の理事長を務める母親が県と国に対し、約1億円の損害賠償を求める国家賠償請求訴訟を起こした。 神戸地裁で21日、第1回口頭弁論が開かれ、県と国は請求の棄却を求めた。 母親は意見陳述で「無実だと訴えます。(県と国は)娘が悪いことをしていないのであれば、謝ってください。裁判所は独立した立場で向き合ってほしい」と述べた。 訴状や母親の代理人弁護士によると、女性従業員は昨年2月に施設で開かれたイベント中、別の従業員と共謀して施設利用者のあごを複数回押さえつけたとする暴行容疑で、昨年6月17日に明石署に逮捕された。 女性従業員は当時の調べに容疑を否認し、「他の利用者にかみつこうとしたのを手を添えて止めただけ」などと説明したという。 逮捕・送検に伴う留置場での勾留は計18日間に及んだ。女性従業員はストレスから食事を十分に取れず、勾留中の7月3日には嘔吐(おうと)して倒れて救急搬送された。 翌4日に処分保留で釈放され、7月7日付で不起訴処分となったという。 女性従業員はその後、急性ストレス障害(ASD)や心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。 食事をとることが困難な状態が続き、治療を重ねたが、昨年12月14日に低栄養状態で死亡した。 原告側は、16歳だった女性従業員に証拠隠滅や逃亡の恐れはなく、逮捕や勾留は要件を満たさず違法だと指摘。弁護人が勾留時に差し入れた「被疑者ノート」からは、取り調べの際に「本当はやったんだろう。正直に言え」などの自白の強要や誘導が見受けられるとも主張している。【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人根本快神戸総局|事件・司法担当専門・関心分野事件、政治資金関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月21日 (水)火星の衛星探る 往復5年の旅七つの県警で職員情報流出かペットフード値引きを制限か10月20日 (火)仏のデモ暴徒化 大統領が非難教科書 紙とデジタル併用へ阪神・佐藤輝明 大リーグ挑戦10月19日 (月)横浜市長選、原沢氏が初当選自動車人材開拓 インドに活路「経営・管理」の入国 8割減10月18日 (日)トランプ政権 報道官を解任今年産 コメ余りの公算大日本のクルーズ市場 成長期へトップニューストップページへ「マンション管理会社にも金銭」と談合業者 大規模修繕で新たな証言5:00独自鳥取・平井知事、来春の知事選に不出馬意向 現在5期目、会見で表明11:59のり弁460円の裏に中東情勢 日本企業が米中間選挙を注視するわけ6:00成宮唯選手、目線はサッカーW杯 INAC神戸の「唯一無二」31歳11:00NYのプラザホテルが4年休館、修復へ 識者「欠かせない建築遺産」7:00外交官らが抗議の退席、それでも演説 ネタニヤフ氏を突き動かすもの10:00