たすきや選挙カーなし 81歳建築家が横浜市長選で訴えた豊かさ

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街頭演説する山本理顕さん=横浜市南区で2026年10月10日午後1時45分、神内亜実撮影 10月18日に投開票された横浜市長選に出馬した建築家、山本理顕さん(81)はたすきを掛けず選挙カーにも乗らず、豊かさやまちづくりのあり方を説いて回った。建築界のノーベル賞と呼ばれる米プリツカー賞を受賞したこともある建築家が訴えたこととは。異彩放つ言動 秋晴れに恵まれた10日。黒いハットをかぶり、ステッキを手にした山本さんの姿は「ハマの台所」として知られる横浜橋通商店街にあった。この日、初めて街頭演説に臨んだ山本さんがまちづくりについて語り始めると、集まった人々は熱心に耳を傾けた。 政党や団体の後ろ盾はなく、告示当日に出馬表明したことで注目を集め、選挙戦でも異彩を放った。 告示翌日の公開討論会ではスーツ姿の候補者が多い中、山本さんはベージュのフード付きジャンパー姿で登場。候補者が互いに質問し合う場面で、パワハラ行為で辞職し再出馬した山中竹春・前市長から市政の課題を聞かれると、「こんな選挙戦、情けないですよ。あなたは出る資格がありません」と痛烈に批判した。 1945年に中国・北京で生まれ、6歳から横浜で育った。建築家として世界各地の集落を調査し、コミュニティーと建築の関係を探究してきた。代表作は、横須賀美術館や横浜市立子安小学校などで、周囲の風景と調和した建築で知られる。2024年に建築界で最も栄誉ある米プリツカー賞を受賞した。住民支え合うまちづくり 市長選で掲げたのは「住まいは人権」。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】