豪華列車で24時間以内に小説を 日仏の人気作家16人が挑戦

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JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」のそばで記念撮影に応じる作家たち=JR新大阪駅で2026年10月22日午前11時19分、梅田麻衣子撮影 タイムリミットはわずか24時間。車窓からの風景は、作家たちに新たなアイデアや言葉をもたらすのか――。日仏両国の人気作家ら計16人が豪華列車に乗り込み、1泊2日で作品を書き上げる「24時間小説」が22日、幕を開けた。この日朝、京都駅を出発し、23日朝の松江駅到着までに車内で作品を完成させる。 フランスの文学創作支援団体「レクリチュール・アン・ムーブマン」が主催するイベント。2015年10月にカナダで初開催され、今回が2回目となる。JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」に乗り込んだ一行は、瀬戸内海の美しい自然などを望みながら、シャワールーム付きの個室やパブリックスペースで作品と向き合う。Advertisement 日本の参加者は芥川賞作家の朝吹真理子さん、円城塔さん、荻野アンナさん、金原ひとみさん、辻仁成さん、松浦寿輝さん、直木賞作家の江國香織さん、歌人の俵万智さんの8人。フランスからは「優雅なハリネズミ」が日本など40カ国以上で翻訳されているベストセラー作家、ミュリエル・バルベリさん、「異常―アノマリー―」でフランスの権威ある文学賞「ゴンクール賞」を受賞したエルベ・ル・テリエさんら8人が乗車した。作家らには日仏両国にゆかりのある64歳の女性が主人公であることなど、いくつかのテーマを事前に示し、作品の整合性を図っている。 22日朝、新大阪駅のホームに降り立った作家たちが写真撮影に応じた。主催団体代表の文学者、アンヌ・フォレスト・ウィルソンさんは「私たちもどうなるか分からない。皆さんが想像もできない素晴らしい作品ができるだろう」とコメントした。 書き上げた作品は翻訳を経た後、1冊の本にまとめて日仏両国で刊行する予定。【石川将来】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。