カタールW杯でガーナに敗れて肩を落とす孫興民(中央)ら韓国の選手たち=カタール・アルラヤンのエデュケーション・シティー競技場で2022年11月28日、宮武祐希撮影 韓国国会で21日、サッカー代表チームのリーダーシップを問う質疑があり、長年主将を務めてきた孫興民(ソン・フンミン)選手とチーム内の不和に注目が集まっている。ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会以降、監督の選任過程や外国人審判に対する性接待疑惑などが話題になった韓国サッカー界。チームの立て直しを図るが、引き続き厳しい視線を浴びている。 野党「国民の力」の議員が21日の国政監査の質疑で、証人として呼ばれた韓国サッカー協会の副会長に答弁を求めた。議員は背番号7の孫選手を念頭に「最近、代表の間で名前ではなく『7番』と呼ばれるのは誰か」と質問。「名前を直接言うのさえ気まずいほど、チームワークが悪くなったのか疑念がわく」と指摘した。Advertisement 選手たちが代表チーム運営の問題点を訴えているのか事実確認を求めると、副会長は事実だと認めた。ただ、「ロッカールームで起こったことは、ロッカールームで解決するのが原則」などと応じ、詳細な説明は避けた。ビールの広告にも登場するサッカー代表の孫興民選手=ソウルで2026年10月22日午前10時46分、川口峻撮影 質疑を受け、韓国メディアは「国政監査にも上がる不和説」(聯合ニュース)などと相次いで報道。SNSでも孫選手を擁護したり、疑問視したりする声が上がっている。 孫選手は2014年のブラジル大会から4回連続でW杯の代表に選ばれたエースで、15~25年に所属したイングランド・プレミアリーグのトットナムでも主将を務めた韓国サッカー界のスター。一方で過去にも代表チーム内での摩擦が取り沙汰されていた。【ソウル川口峻】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。