三重・伊賀市、同性カップルの婚姻届不受理 当事者「模索感謝」

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婚姻届を提出した気持ちを語る加納克典さん(左)と嶋田全宏さん=三重県伊賀市役所で2026年8月4日午後4時55分、大西康裕撮影 三重県伊賀市の同性カップルが提出した婚姻届の扱いを巡り、市は20日、カップルに不受理の判断を伝えた。市が21日、発表した。憲法や近年の司法判断などを踏まえた見解を問う照会文書を市が提出していた津地方法務局から「同性同士を当事者とする婚姻の届出を受理することはできない」などとする内容の回答を受けての判断。市は預かっていた婚姻届を返却し、2人から申請のあった「不受理証明書」を交付した。 カップルは嶋田全宏さん(50)と加納克典さん(47)で、8月4日に婚姻届を提出した。稲森稔尚市長は「受理したいと思う」として、同19日付で照会文書を法務局に提出。市によると、法務局からの回答は9月15日付で、「(戸籍事務は)全国統一的に行われるべきもので自治体ごとに異なる取り扱いは想定されていない」などの内容も含まれていた。稲森市長らは市としての対応を検討し、2人に市役所で伝えた。Advertisement市長「権利守れず、違和感と申し訳なさ」 嶋田さんは取材に「残念だが、予想はされた。法務局の回答から約1カ月、市長や職員の方は何かできないかと模索されたと思うので感謝している」と話した。今後については、同性婚を巡る憲法判断が近づいているという見方もある中、「最高裁の判決を待ちたい」とした。稲森市長は「お二人の切実な権利を守れず極めて強い違和感と申し訳なさを抱いている」などとコメントした。【大西康裕】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事