企業の採用担当者(左)とポーカーをしながら交流する大学生たち=東京都新宿区で2026年8月18日、小川祐希撮影 トランプを使ったゲーム、ポーカーの人気が若い世代を中心に高まっている。生成人工知能(AI)が普及しても欠かせない認知能力を育成しようと、子ども向けのポーカー教室も6月に都内で開講した。ポーカーを使って学生の能力を見極めようとする企業もある。ただ、オンラインカジノなど違法賭博に手を出すきっかけとならないように、注意も必要だ。スマートな「マインドスポーツ」 8月下旬、東京・恵比寿にある雑居ビルの一室に、小中学生14人が集まった。テーブルにはトランプのカードや山積みのチップが置かれている。6月に開講した子ども向けポーカー教室だ。 子どもたちは「手札がエースとキングの時、勝てる確率は? 10回やったら3回くらい勝てる?」などと、講師に質問をぶつけていた。 複数あるポーカーの遊び方のうち、現在主流なのは「テキサス・ホールデム」と呼ばれるもの。手元の2枚の手札と、卓上に順に開示される5枚の札の組み合わせで役を作り、その優劣を競う。 国内でのポーカーの人気は2020年ごろから高まった。業界団体の日本ポーカー事業者連盟の資料によると、日本初のポーカー専門店が東京・秋葉原に開業したのは07年。15年後の22年に200店舗を超えると、わずか2年後の24年には倍の400店まで増えた。当初は東京や大阪、名古屋といった大都市部が中心だったが、近年は地方での出店も増えている。 ポーカー店の営業許可申請を専門とする行政書士の和田かさねさん(34)によると、人気の高まりの背景には、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事