衆院で公明党と統一会派を組む民主改革の会の小川淳也代表=国会内で2026年9月24日午後3時55分、平田明浩撮影 中道改革連合が解体され誕生した新党「民主改革の会」が浸透していない。毎日新聞が9月に実施した全国世論調査で支持率はわずか1%。簗和生前農相の辞任で揺れる高市政権だが、政権に対峙(たいじ)する民主改革も存在感を示せないでいる。民主改革はなぜ、有権者から信頼を得られていないのか。期待されていることはなにか。世論調査から、民主改革の“処方せん”を探る。低い支持率と期待度 民主改革は、解党する中道を離党した立憲民主党出身の衆院議員18人で結党された。中道は衆議院の立憲出身21人、公明党出身28人が所属していたが、公明出身者は全員公明に復党。立憲出身のうち1人は解党処理のために中道に残り、2人は無所属で活動している。 調査では民主改革の支持率は1%。8月の中道支持率(4%)と比較すると、3ポイント低い。男女別でみると、男性2%、女性1%にとどまり、年代別でも60代までの各年代全てで0%。70歳以上で3%あるだけだ。 衆参の議員がそろった公明は8月から1ポイント増の2%。参院議員のみで構成される立憲は8月と同じ4%で、両党とも大きな変動はない。中道の支持者だった有権者も今回の「解体劇」で離反している可能性がある。 民主改革の期待値も低い。調査で民主改革に期待するかを尋ねたところ、「期待する」は9%にとどまった。結党から日が浅いためか「わからない」も32%あったものの、「期待しない」が59%と約6割を占め、有権者から厳しい目でみられているのがわかる。 実際、調査で「期待しない」理由を自由に書いてもらったものの中には「立憲支持者だったが、もう支持しない」(40代女性)や「何を考えているのか分からない。立憲を支持していたのに」(70代男性)などの声が聞かれた。「何がしたいのか分からない」 なぜ期待できないのか。 「選挙のためにくっついたり、離れたり。節操がない」(50代女性)「くっついたり離れたりで、何がしたいのかわからない! そんな人たちには期待できない」(60代性別無回答)「合併や解散など余計なことをしすぎている」(20代男性)――「期待しない」を選んだ理由の自由記述からは、離合集散を繰り返す野党にうんざりしている様子がうかがえる。 この結果、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】「たまたま女性初でした」 高市首相が「姉」に向けた言葉関連記事【最新記事】