ミクロネシアのシミナ大統領(左)との会談に臨み握手を交わす高市早苗首相=首相官邸で2026年10月23日午後5時38分、平田明浩撮影 高市早苗首相は23日、ミクロネシア連邦のシミナ大統領と官邸で会談した。ミクロネシアの国内外の連結性を強化するため、貨客船の供与に向けた調査を実施すると伝えた。 高市首相は会談冒頭、「両国の強固な友好関係は日系人のつながりも含め、独立前から続く100年以上の交流に支えられてきた」と強調。シミナ氏は「共同で努力することで、日本とのパートナーシップを強化し、平和友好、協力を、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の中で促進する」と述べた。Advertisementミクロネシアのシミナ大統領(左列手前から2人目)と会談する高市早苗首相(右列手前から2人目)=首相官邸で2026年10月23日午後5時40分、平田明浩撮影 ミクロネシアは、小笠原諸島と米領グアムを結ぶ「第2列島線」付近に位置し、四つの州からなる。中国が太平洋諸島への関与を強める中、日本はミクロネシアを海洋安全保障上の「戦略的要衝」と位置づけている。 貨客船の供与は、高市氏が掲げるFOIP構想の下で、ミクロネシアの自律性と強じん性を強化する支援の一環となる。来年夏に横浜で開催予定の「太平洋・島サミット」に向けて緊密な連携も確認した。【野間口陽】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。